【初学者】AWSハンズオン④仮想サーバ(EC2:Windows)へログイン

【初学者】AWSハンズオン④仮想サーバ(EC2:Windows)へログイン

はじめに

お疲れ様です、株式会社協栄情報システム3部の__いなむら__です。
今年の3月から入社しておりまして、だいたい1ヶ月経過します。もっと実践的な内容をかければいいのですが、もう少し時間が必要そうです。

それでは、
【初学者】AWSハンズオン①VPC構築
【初学者】AWSハンズオン②仮想サーバ(EC2)の作成
【初学者】AWSハンズオン③仮想サーバ(EC2)へログイン
の続きから、④仮想サーバ(EC2:Windows)ログインについてのハンズオン記事を書いていきます。

前提

いままで書いていなくて申し訳ございません、著者のいなむらはMacBookProにて環境を設定しております。
MacBook Pro
macOS BigSur(ver 11.2.2)

用語

Remote Desktop (RDP)とは、Windowsを遠隔操作する目的に作られた技術。そのため前回利用したSSH(SecureShell)とは異なるポート番号を設定しなければいけならない。

手順概要

①EC2(Windowsサーバー)作成(インスタンスの作成・AMI選択・インスタンスタイプ・詳細設定・ストレージ・タグ・セキュリティグループ・インスタンス作成確認・キーペア)〜②EC2(Windowsサーバー)へログイン(起動確認・Windowsパスワード取得・キーペアの内容取得・パスワード複号化・【Microsoft Remote Desktop】による接続方法)までを構築していく手順をハンズオン形式で公開していきます。

①EC2(Windowsサーバー)の作成

1:インスタンスの作成

以前と同様にインスタンスを起動を選択して、EC2(インスタンス)を作成していきます
スクリーンショット 2021-03-29 21.18.43.png

2:AMIの選択

今回はRDPでのアクセスを行うので、AMIは(MicrosoftWindowsServer2919Base)を選択していきます
スクリーンショット 2021-03-29 21.19.11.png

3:インスタンスタイプの設定

インスタンスタイプの設定は以前と同じにします
スクリーンショット 2021-03-29 21.19.31.png

4:インスタンスタイプの詳細設定

詳細設定も以前と同様の設定としています
スクリーンショット 2021-03-29 21.23.37.png

5:ストレージの追加設定

ストレージの追加も(ry
スクリーンショット 2021-03-29 21.24.32.png

6:タグの追加設定

なんか変化がないので今回はタグ名を【test_inamura_2】としています
スクリーンショット 2021-03-29 21.24.56.png

7:セキュリティグループの設定

セキュリティグループの設定は前回と異なり、タイプをRDPを選択(自動的にRDPが選択されるかもしれません)して、AWSマネジメントコンソールにアクセスしているマイIP(操作しているパソコンからのアクセス)のみと設定します
スクリーンショット 2021-03-29 21.28.27.png

8:インスタンス作成の確認

下記内容のインスタンスを作成していきます
スクリーンショット 2021-03-29 21.29.11.png

9:キーペアの設定

キーペアについては前回作成しているキーペアを利用していきたいと思います
スクリーンショット 2021-03-29 21.31.28.png

②EC2(Windowsサーバー)へログイン

1:作成ステータス画面から遷移〜インスタンスの起動確認

遷移をするとインスタンス起動を確認することができると思います。早速起動したインスタンスにログインするための操作を行っていきます。
スクリーンショット 2021-03-29 21.38.35.png

2:Windowsパスワードを取得

【Windowsパスワードを取得】を選択すると、こちらの画面に遷移されます
スクリーンショット 2021-03-30 21.48.23.png

3:ターミナル(ローカル)を操作して、キーペアの内容を取得する

ローカル(ご自身のPC)のターミナルで以下の操作をしていきます
スクリーンショット 2021-03-29 22.06.11.png

% cd .ssh/
cdコマンドで【.ssh】ディレクトリに移動する
% ls
lsコマンドで【.ssh】ディレクトリ内部の確認
% cat 【ダウンロードした鍵の名称.pem】
catコマンドで【ダウンロードした鍵の名称.pem】の中に記載されている内容をディスプレイに表示をさせる

上記catコマンドにより取得した内容を、ページに表示されている空欄の部分にコピーして貼り付けていきます
スクリーンショット 2021-03-29 22.07.03.png

4:パスワードを複号化

このページにあるユーザー名パスワードは、このあとにEC2(インスタンス)に接続する際に必要となりますので、各自メモしといてください
スクリーンショット 2021-03-29 22.08.03.png

5:【Microsoft Remote Desktop】を持っていない方はダウンロードしましょう

Microsoft Remote Desktopを利用することにより、Macの環境からWindowsへリモート接続することが可能となります
スクリーンショット 2021-03-29 22.10.10.png

6:接続先のインスタンスの確認

パブリックIPv4 DNSをコピーします
スクリーンショット 2021-03-29 22.14.20.png

7:【Microsoft Remote Desktop】で接続先を作成する

Remote Desktopの【Add PC】を選択して、先ほどコピーしたパブリックIPv4 DNSを貼り付けます
スクリーンショット 2021-03-29 22.12.51.png

8:トップ画面の作成した接続先を選択する

アプリケーションの画面が下記のように表示されるので、先ほどパスワードを複号化の際にメモした内容を記述していきます
スクリーンショット 2021-03-29 22.15.39.png
スクリーンショット 2021-03-29 22.17.44.png

9:EC2(インスタンス)で作成した仮想PCにログインが完了

起動画面が数秒続いて接続が完了すると下記の画面が出てきたら接続完了したことになります。ちょっと駆け足となってしまいましたがお疲れ様でした。
スクリーンショット 2021-03-29 22.18.52.png

まとめ

前回、前々回、前々前回に引き続きヨクワカラナイなんて方の、少しでも手を動かすための力になれたら幸いです。

間違い等ございましたら、お手数ですがご気軽にご教授いただけると幸いです。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございます。

【AWS ハンズオン】
【初学者】AWSハンズオン①VPC構築
【初学者】AWSハンズオン②仮想サーバ(EC2)の作成
【初学者】AWSハンズオン③仮想サーバ(EC2)へログイン

参考書籍・記事

こちらの記事を参考にさせていただております。

【参考書籍】
Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド 改
Amazon Web Services 業務システム設計・移行ガイド
【サイト】
[初心者向け]MacからEC2 WindowsへRDP接続してみた

Last modified: 2021-03-30

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