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Claude Desktop から AWS MCPサーバでドキュメント参照ハンズオン(Windows編)

はじめに

全世界のエンジニアがMCPサーバ(Model Control Protocol)に注目しています。

MCPは、LLMとの通信をより効率的に行うためのプロトコルであり、様々なLLMクライアントとの連携を可能にします。
この流れに触発され、Windows環境のClaude Desktopから、awslabsが公開しているドキュメント検索専用のMCPサーバーに接続してAWSの公式ドキュメントを検索・参照できるシステム の実装に取り組みました。

この機能を導入することで、LLMが自動的にAWSドキュメントを探索し、その情報をベースに質問に回答してくれるようになります。

本記事では、Windows環境でこのシステムを構築した手順を共有します。

参照:AWS Documentation MCP Server

構成フロー

ハンズオン

環境

1.事前準備

# Pythonのバージョン確認(3.10以上)
python --version
Python 3.13.2

# uv のインストール
pip install uv

# 成功すると以下のように表示されます
Successfully installed uv-0.6.12

2.Claude Desktop 設定ファイルへ移動

# Claudeの設定フォルダへ移動(※環境によってインストール先が異なる場合があります)
cd %APPDATA%\Claude

# MCPサーバプロセスと通信できるように設定ファイルの修正
notepad claude_desktop_config.json

3.設定ファイル修正内容

{
  "mcpServers": {
    "awslabs.aws-documentation-mcp-server": {
        "command": "uvx",
        "args": ["--from", "awslabs-aws-documentation-mcp-server", "awslabs.aws-documentation-mcp-server.exe"],
        "env": {
          "FASTMCP_LOG_LEVEL": "ERROR"
        },
        "disabled": false,
        "autoApprove": []
    }
  }
}

4.Claude Desktop起動

5.テスト

おわりに

得られた知見

今後の課題

モバイルバージョンを終了