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AWS re:Invent 2024 のレポート ~感想編~

はじめに

こんにちは、クラウド事業本部の稲村です。AWS re:Invent 2024にソロ参加してきました。

10年ぶりの海外となりアメリカ本土自体初上陸で、ツアーパックでの参加と言えどソロ旅行のようなもので、AWSの技術力不足に加え英会話能力も低いため心配事は多い参加となりました。

そんな心配事が多い人間が現地に行って、何を学んだか参考になればと思いまして感想を共有いたします。

さっそく結論

今回以下2点のことを学んだかと思っています。

  1. 痛烈な「AWS最高だぜ!」 という学び
     ・「AWS」を共通言語とする仲間(同志)がいることを肌を通して感じられた。
      →1つの目標に向かう共同体の1人であるといえる感覚。 ・最新アップデートから「できることが増える」ことに対するワクワクを感じられた。
      →新しいことに対する積み重ねられていく技術に立ち会えていることに対しての昂り。

  2. 痛烈な「俺はダメだな!」 という学び
     ・英語が聞き取れず、勿体無い時間がたくさんあったなと感じられた。
      →英会話学習(相手の思ってることくらいは分かるようになりたい。)

     ・技術への理解が浅く、深く考えることができないと感じられた。
      →よりハンズオンして疑問点を洗出しブログへのアウトプットする。

     ・上記理由を盾に自身から声をかけにいかず、疑問を残して忘れていってると感じられた。
      →社外・社内LTの場を設けて、自身がどう理解しているのかを発表する。
      「Giveする者に、フィードバックは与えられる」という思考をする。

個人の背景

参加した私の背景は以下のようになります。

エンジニア歴:4年目エンジニア

ロール   :クラウドアーキテクト
       ・AWSでの要件定義〜開発・運用
        ・サーバレスアーキテクチャ要件定義〜構築
        ・証券系システム保守・運用
        ・IaC構築
       ・GoogleCloudでの要件定義
        ・生成AIアーキテクチャ要件定義

参加背景  :昨年のJAWS-UGや各社「re:Cap」に参加して、
       「いつか行きたい」から、「2024年絶対に行く」と決めて参加。

参加目的  :AWSを主軸とするエンジニアとして、一度は参加したいうという目的。
       あわせて、生成AIにおける最新技術のキャッチアップするという目的。

その他   :会社としては「re:Invent」に関するルール等は整備されていないため、
       「個人の趣味」として参加。

「re:Invet」とは

アメリカのネバダ州ラスベガスで行われる、アマゾン ウェブ サービス(AWS)が主催する大規模クラウドコンピューティングコミュニティ向けの学習カンファレンス。

最新のクラウドイノベーションやベストプラクティスを学び、ネットワーキングセッションやワークショップなど様々なイベントが、ラスベガスにある複数のホテルや施設で開催されます。

イベントの様子

会場の雰囲気

今年の現地参加者は6万人(日本人1700人程度)で、40万人もの人がオンラインで参加したようです。

私が生まれた埼玉県栗橋町(現久喜市栗橋)の人口が3万人程度なので、軽く小規模な自治体レベルの人数が一斉にラスベガスに集まります。

そのため、会場外の店舗でもAWSのバッジを首から下げてる人を見かけたりして、ラスベガス一帯が「re:Invent」の会場というような感覚を受けました。

キーノート会場の様子

キーノートの始まりは8:30と早めのスタートです。

ただし前の方の席に座りたい場合は、5:30頃に起床し、6:00に私のいるホテルからシャトルバスで移動して6:30くらいには並ぶようにしていました。

開場して30分経つくらいには、ほぼ満席で関心の高さを感じます。

EXPO会場の様子

EXPO会場が大きすぎて、自分が何処にいるのか方向感覚が狂う。最後まで思った場所に出られませんでした。

英語が喋れないですが、なんとなく笑顔で「Hello!」といってSWAGをもらったりする。ただ続く会話ができないため、そのままフェードアウト。

日本人のいるブースでは、サービス紹介や現在抱えている生成AIのタスクを引き合いにしてインサイトをいただいたりしました。

5K runの様子

「re:Invent」毎年恒例の、早朝にラスベガスの街並みを走ることができるイベントにも参加。

最大関門の集合時間を突破できれば、あとは走るだけ!

re:Playの様子

「re:Invent」実質最終日の夜のイベント。

音楽ステージの他にも、食事会場やラジコンレースやローラースケートリンク、巨大滑り台が登場。

Zeddのステージは前列で1.5時間踊り続けました。

苦労したこと

1.英語

 キーノートやワークショップであれば、録音→日本語訳などの方法はあるので大きな支障はない。

 ただし日常会話として「どこからきたの?」や、EXPOで「このサービスって何?」とか聞けず。

 コーヒーを頼むだけなのに緊張するし、課題と感じる場面が多かった。

2.食べ物

 美味しいものは諦める。

 どこかにはあるのだろうけど、何も聞けない自分は今日もパサパサなパンを頬張る。

3.環境

 ラスベガスは砂漠性気候のため乾燥しており、リップなどは常時携帯しておく。

 ホテルの部屋の乾燥が異常で、喉が切れそうになり深夜に何回か目が醒めました。

 今思えば、お風呂に湯をはって寝ればよかった。

さいごに

個人的な感想

さて心配事が多い人間が現地に行った感想を書いてきましたが、何処に行ったとしても「その体験から自分は何を学んだのか?」を考え続ける必要がありそうです。

考え続けることで「re:Invent」直後に記載した本ブログとは別の、新しい視点からの物事の考え方なども獲られそうだと思いました。

なので新しい視点のキッカケとして、JAWS-UGや各社のエンジニアによる「re:Cap」に参加して、自分の中に一つでも多くの新しい視点を獲得していきたいと思います!!

個人的な目標

来年は「個人の趣味」としてではなく、会社メンバを連れて「re:Invent」に参加できるような行動をして成果をあげたいと思います!!

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