第23回 クラウド事業部 re:Boot勉強会 開催レポート

第23回 クラウド事業部 re:Boot勉強会 開催レポート

~AWS知識向上TB会+LTで学びと発見を共有~

みなさん、こんにちは。クラウド事業部のuekiです。
2025年10月25日(土)に開催された 第23回「re:Boot勉強会」 の様子をお伝えします。
今回も「AWS知識向上チームビルディング会」と「LT(ライトニングトーク)」の2部構成で実施しました。


AWS知識向上チームビルディング会(10:00~11:45)

前半は、AWSの上級資格である Solution Architect Professional(SAP) の問題を題材としたクイズ形式の学習会を行いました。
現地参加チームとオンラインチームに分かれ、各チームがディスカッションを通じて最適解を導き出す形式です。

今回のテーマ

  • お題1:研究データ管理システムにおけるアクセス制御と監査ログ設計
  • お題2:マルチテナント型サーバーレスアプリケーションにおけるデータ分離設計

セキュリティとスケーラビリティの両立をどう図るか、またチームごとの設計思想の違いが浮き彫りになり、活発な議論が交わされました。
「チームで考えることで理解が深まった」「他メンバーの視点から多くを学べた」といった声が多く、好評のセッションとなりました。


LTセッション:「デプロイのすすめ」(11:45~)

後半のLT枠では、「LINEでAI botを作って家族グループで使ってみた話」という興味深い発表が行われました。

発表内容の概要

  • Vibe Codingを活用し、AI botを自作
  • Grok APIなどの高速テキスト生成サービスをバックエンドに採用
  • 「LINE上で動くAIアシスタント」を家族グループ内で実験的に導入
  • 応答の精度よりも「使う楽しさ」「継続される体験」を重視

実際に家族で使ってもらった際のエピソードを交えながら、
「プログラムの完成度よりも、ユーザーに寄り添う提案のほうが重要」
という気づきが共有されました。

AIを“便利な技術”ではなく“人の関係をつなぐ存在”として捉え直す視点が印象的で、参加者から多くの共感が寄せられました。


まとめ

今回の勉強会では、AWSの専門知識だけでなく、
「チームで考える力」や「ユーザー体験を重視する発想」 といった、実務にも直結する学びが多く得られました。

クラウド技術の本質は「仕組みをつくること」だけでなく、
「人が安心して使える環境をデザインすること」にもあります。
その原点を改めて見つめ直すきっかけとなった回でした。

今後もクラウド事業部のre:Boot勉強会では、
技術・発想・コミュニケーションを横断的に学び合いながら、
現場に還元できる知見を積み重ねていきます。

Last modified: 2025-10-26

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