AWS Certified DevOps Engineer – Professional(DOP-C02)合格体験記

お世話になっております。水木です。

このたび、AWS Certified DevOps Engineer – Professional(DOP-C02) に合格しました!

今回は、DOP-C02に合格するまでに行った勉強方法や、実際に受験して感じた難易度、学習を通して理解が深まった技術分野について紹介します。


試験範囲

試験ガイド (DOP-C02)

試験ガイドでは、以下の6分野から出題されます。

  • コンテンツ分野1:SDLC のオートメーション(採点対象コンテンツの22%)
  • コンテンツ分野2:設定管理と IaC(採点対象コンテンツの22%)
  • コンテンツ分野3:レジリエントなクラウドソリューション(採点対象コンテンツの15%)
  • コンテンツ分野4:モニタリングとロギング(採点対象コンテンツの15%)
  • コンテンツ分野5:インシデントとイベントへの対応(採点対象コンテンツの14%)
  • コンテンツ分野6:セキュリティとコンプライアンス(採点対象コンテンツの17%)

DOPは単純にAWSサービスの機能を覚えるだけではなく、「要件に対してどのサービス・機能を組み合わせ、どのように自動化するか」という観点が重要な試験だと感じました。

特に、以下のような分野については重点的に理解しておく必要があると感じました。

  • CodePipeline、CodeBuild、CodeDeployなどを利用したCI/CD
  • CloudFormationを中心としたIaC(Infrastructure as Code)
  • Systems Managerを利用した運用管理・自動化
  • CloudWatchやEventBridgeを利用した監視・イベント駆動の運用
  • Auto Scalingやマルチリージョン構成などの可用性・レジリエンス
  • OrganizationsやControl Towerを利用したマルチアカウント環境の管理
  • IAMやConfig、CloudTrailなどを利用したセキュリティ・ガバナンス

単に各サービスの用途を覚えるのではなく、例えば「デプロイ失敗時にどのようにロールバックするか」「複数アカウント・複数リージョンへどのように展開するか」といった、実際の運用を想定した理解が求められます。


DOP取得前のレベル

AWS実務経験

AWSの実務経験は約2年です。

現在は、AWS環境の設計・構築案件に参画しています。

EC2やRDS、ALB、CloudFront、IAMなどを利用した環境の設計・構築経験はありましたが、DOPで問われるCI/CDや運用自動化については、実務で深く触れていない分野も多くありました。

そのため、実務経験だけでカバーするというよりも、試験勉強を通じて知識を体系的に整理していく必要がありました。

保有AWS資格

ANS受験前に、以下のAWS認定を取得していました。

  • CLF
  • AIF
  • SAA
  • SOA
  • DVA
  • MLA
  • SAP
  • SCS
  • DEA
  • ANS

DOPは、これまで取得した資格の中でも特にSCS、SAP、DVAとのシナジーが大きいと感じました。

DVAで学習するCode系サービスやアプリケーションのデプロイ、SAPで学習する大規模・高可用なAWSアーキテクチャ、SCSで学習するIAMやログ・セキュリティ設計などの知識がDOPでも活きました。

そのため、これらの資格を取得済みの場合は、DOPの学習を進めやすいと思います。


勉強方法

① テキスト学習(約1.5週間)

まず、DOPの試験範囲を体系的に把握するため、書籍を使って学習しました。

テキスト全体を1周し、理解が不足しているサービスについては、該当する章を追加で何度か読み返しました。

利用教材

AWS認定DevOpsエンジニア-プロフェッショナル テキスト


 ② CloudTech(約1.5か月)

CloudTechの問題集を活用しました。

旧新問題を含む約300問を4周しました。

問題ごとにブックマークを付けられるため、私は以下のように色分けして管理しました。

  • 赤:正解したが理解が曖昧
  • 青:1回間違えた
  • 緑:複数回間違えた

試験直前は、特に緑の問題を重点的に復習しました。

単純に正解・不正解だけを見るのではなく、「なぜこの選択肢になるのか」を説明できる状態を目指して学習しました。


③ Udemy(約2.5週間)

全出題範囲網羅+詳細解説】AWS DOP-C02日本語実践問題225問(DevOps Engineer Pro

こちらの模擬試験を3周しました。

こちらの講師の教材は解説が丁寧で、図を用いた説明も多く、ANS、DEA、SCSなどの学習でもお世話になりました。

CloudTechとUdemyを組み合わせることで、さまざまな問題パターンに触れることができました。

本番でも、学習した内容と類似した論点の問題が数問出題されました。


試験当日

実際に受験してみて、率直に「難しい」と感じました。

DOPは問題文や選択肢が長いものが多く、技術的な知識だけでなく、限られた試験時間の中で要件を正確に読み取る力も必要です。

私は、まず以下のように問題を分類しながら進めました。

  • 答えに自信がある問題 → できるだけ即答
  • 選択肢を比較する必要がある問題 → 少し時間をかける
  • 判断に迷う問題 → フラグを付けて後から見直す

1問に時間をかけすぎると、後半の問題に使える時間が不足してしまいます。

そのため、難しい問題であっても一定時間考えて判断できなければ一度先へ進み、最後に見直すという時間配分が非常に重要だと感じました。

私は見直しまで含めて、ちょうど試験時間いっぱいで終了しました。


まとめ

当初は1か月程度で取得したいと考えていましたが、仕事やプライベートが忙しかったこともあり、最終的には約2か月かけての取得となりました。

また、2か月勉強したとはいえ、受験前に「万全」と言える状態だったわけではありません。

前日まで模擬試験の点数も合格できるか分からないギリギリの状態だったため、無事に合格できたときはとても嬉しかったです。

DOPは難易度の高い試験ですが、試験勉強を通して、

  • CI/CD
  • IaC
  • デプロイ戦略
  • 監視・ロギング
  • インシデント対応
  • 運用自動化
  • セキュリティ・ガバナンス
  • レジリエントなアーキテクチャ

など、AWS環境を設計・構築・運用していくうえで重要な知識を幅広く学ぶことができました。

資格取得のためだけではなく、AWSエンジニアとして「運用まで考えた設計」を身につけるという意味でも、学習する価値の高い資格だと思います。

私自身、今回学んだ内容を資格取得だけで終わらせず、今後のAWS設計・構築業務でも活用していきたいと思います。

この記事を読んでくださった皆様も、仕事やプライベートで忙しく、まとまった勉強時間を確保するのは難しいかもしれません。

それでも、少しずつ継続して学習するだけでも確実に知識は積み上がっていきます。

DOPは決して簡単な試験ではありませんが、AWSのDevOpsや運用自動化について体系的に学ぶことができる、挑戦する価値のある資格だと思います。

これからDOP-C02を受験される方の参考になれば幸いです!

Last modified: 2026-10-16

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