AWS CloudShellのホームディレクトリとデータを削除されないために①


この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので十分ご注意ください。

お疲れ様です。株式会社協栄情報システム3部所属のナカニワです。
先日以下のようなメールが送られてきました。

「Your AWS CloudShell data is scheduled for deletion on April 24, 2022 [AWS Account: xxxxxxxxx]

メールの内容(送られてきた原因)

Some users of this account haven’t used AWS CloudShell for over 110 days in the ap-northeast-1 Region. On April 24, 2022 we’re scheduled to delete the CloudShell home directory and data of inactive users in the ap-northeast-1 Region.

・原因としては、『このアカウントの一部のユーザーは、ap-northeast-1リージョンで110日以上aws cloudshellを使用していません。2022年4月23日に、ap-northeast-1リージョンのcloudmshellホームディレクトリと非アクティブユーザーのデータを削除する予定です。』ということでした。

「ユーザーガイド」
・AWS CloudShell の使用を停止すると、データはそのリージョンの永続ストレージに保持されます。120 日最後のセッションの終了後、アクションを実行しない限り 120 日後、データはそのリージョンの永続ストレージから自動的に削除されます。

AWS CloudShellとは?

AWS CloudShellは、AWSリソースの安全な管理、探索、操作を容易にするブラウザベースのシェルです。
CloudShellを使用すると、AWSコマンドラインインターフェイス(AWS CLI)でスクリプトをすばやく実行したり、AWS SDKを使用してAWSサービスAPIを試したり、他のさまざまなツールを使用して生産性を高めることができます。

ホームディレクトリとデータを削除されないために

AWS CloudShellを起動するだけで削除を防ぐことができます。

今後の対策

今後110日以上経過する前に通知が来るような方法を考えます。
AWSサービスのlambdaで対応する方法を調べています。
参考記事
https://dev.classmethod.jp/articles/always-be-with-cloudshell/

最後に

次回は調査した方法で構築します。

Last modified: 2022-05-01

Author