皆様、お世話になっております。鈴木と申します。来週から現場に入場するにあたり、入社してからの1ヶ月半の振り返りを行いたいと思います。
目次
- 研修の流れ
- 研修で得たこと
- 課題
- 感想
研修の流れ
私が入社した7月からの1ヶ月半に行った研修の内容をまとめました。
7月
まず、入社後の1ヶ月で以下の構成の設計から構築までを行いました。
こちらは基本的なAWSマルチAZ3層アーキテクチャ環境に、バックアップ、監視機能、通知システム、ログ収集システムを追加した構成です。前提として、私にはAWSの実務経験はありませんが、資格取得と個人的な検証を通じて、ある程度AWSやLinux,SQLに触れてきました。
研修の流れは以下の通りです。
- 簡単な構築で概要を把握
- パラメータシート作成、構築、テスト
- 外部設計書作成
- パラメータシートおよび外部設計書の整備
- 設計書に基づく再構築
- AWS CloudFormation(IaC)での構築
- ブログ投稿
詳細は、以下のブログ記事にて公開しています。
【CloudFormation】AWSマルチAZ3層アーキテクチャの構築_概要
8月
8月に入ってからは、ブログのデータベースと画像格納先の移行作業に関する調査とDBのみ移行作業を実施を行いました。
下記はDB移行図です。
協栄情報のブログは、Bitnamiを使用してEC2上でWordPressを運用していましたが、EC2の容量負荷が大きくなり、動作が遅くなっていました。これを解決するために、MariaDBをRDSのMySQLに移行しました。この作業の詳細については後日記事にしたいと思います。
研修で得たこと
研修を通じて、AWSに関する技術力やLinux、MySQLなどインフラエンジニアとして必須の知識を身につけました。受動的に学ぶだけでなく、実際に手を動かしてレビューを受けることにより、アウトプットを通じた知識の深化を実感しました。
理想的なインプットとアウトプットの比率は7:3とされていますが、自己学習ではインプットが多くなりがちです。そのため、ブログ投稿などでの発信や実際に手を動かすことが重要だと再認識しました。実務ではアウトプットが増えるため、自己学習時にもこのバランスを意識していきたいと思います。
"インプットとアウトプットの比率は、学習の効果を高めるために重要です。理想的な比率は、一般的に7:3とされています。"
— Libru Blog
課題
研修を通じて、技術力と知識量がまだ不足していると感じました。エンジニアとしての技術力を高め、理論的に説明できる知識力を身につけるためには、実務経験を積むこと、自己学習を続けること、そしてITのトレンドに敏感であることが重要だと思います。
目の前の仕事に全力を尽くしつつ、広い視野を持って自己学習を続けることを意識して、今後も取り組んでいきたいと思います。
感想
研修内容をアウトプットすることで振り返りがしやすくなり、課題も明確にできました。知識の深化に向けた方法論も再確認できたので、今後も活かしていきます。次回はDB移行作業についてもアウトプットしていく予定です。
参考文献
- Libru Blog – 「インプットとアウトプットの比率」