2025年度、「AWSome DAY Online」に参加しました。
経歴としては、AWS未経験ですがSAAは合格しており、ある程度の事前知識がある状態です。
結論からいうと、主にAWSを導入している企業様向けへのウェビナーでしたが、わかりやすいプレゼンの方法、オンプレとの対比、求められているAWSサービスが取り上げられ、非常に勉強になりました。
当日の流れやAWSome DAY Onlineを受けた目的
現在、実務未経験のため研修中の段階で、主に勉強のためウェビナーに参加しました。
午前10時から午後2時の1回め、午後2時から5時の2回め、どちらも受講しております。
終了後は任意ですがアンケートに回答すること、数問ですが簡単な選択形式のテストも用意されていました。
ウェビナー自体は、どちらもAWSスタッフの方でしたが、聞き役の方がAWSサービスをまったく知らないという形式で進められます。
AWSome DAY Onlineの参加方法
https://awsomeday-apj.virtual.awsevents.com/
上記ページに入り、「今すぐ登録」ボタンをクリック。
次のページにて、連絡先情報を入力するのですが、注意点としては会社のメールアドレスを使用するところでしょうか。
登録が終わると、内容確認メールが届きます。
私は1週間ほど前に登録を済ませておいたのですが、当日同ページで確認したところ、当日でも登録できるようでした。
ただ、早く登録しておくことに越したことはないので、忘れないように早めの登録がおすすめです。
事前連絡メールの有無や当日気をつけること
登録したメールアドレス宛に、前日に1通、当日の開始1時間前に1通、リマインドのメールが送られてきました。
ちゃんと登録できたか、どのページだったかなどと不安になっても、これで安心だと思います。
当日気をつけることとしては、セッション(モジュールとウェビナー内では呼ばれてましたが)とセッションの間に、休み時間がほぼありません。
10分ほど休憩があるかなと思ったのが、5分もないので、次の開始時刻に間に合うようにお手洗いなどを済ませましょう。
AWSome DAY Onlineに参加した感想
本当にわかりやすいウェビナーでした。
惜しむべくは、資格勉強をする前に参加しておけば、もっと理解が楽になったのでは、と思えた点でしょうか。
専門用語が少なめでわかりやすい
AWSのことをまったく知らない方でも、ウェビナーを見るだけでAWSの全体像がつかめると思います。
AWSのことを勉強しよう・社内に取り入れようと思った際、最も高いハードルは多くの専門用語、そして情報量の多い設定画面だと思います。
ですが、ウェビナーではできる限り専門用語が押さえられていました。
また、重要な用語や、AWSで押さえておくべきサービスなどはわかりやすく説明が行われており、PCに詳しくない方でも、AWSで何ができるいのか、どう操作すればいいのかがわかりやすいと思います。
実際に設定画面を見ながら学べる
AWSの設定で難しいところが、次にどの項目に移動して、何をクリックすれば迷ってしまう点ではないでしょうか。
ウェビナーでは実際に構築していく様子を、1つひとつ丁寧に解説してくれています。
どうしてもテキストのみではわかりづらく、やはり実際にどう設定をしていくのか、という点が理解に直結する気がしました。
AWSに求められるサービスが理解できた
AWSを知らない方、またはこれから導入を考えている企業様に向けたウェビナーではあったのですが、だからこそわかることが多くありました。
やはり、最も重要視されたのは、オンプレミスとの比較だったと思われます。
オンプレからクラウドに変えると、どんなメリットがあるのか。
また、どんな機能があるのか、実際にはどのように設定するのか。
などといった、ユーザーが本当にAWSに関してほしい情報とは、といった求められているものを理解することができました。
さらに、講師の方のプレゼンが非常にわかりやすく、身振り手振りの取り入れ方、声の出し方や発声のリズムなど、少しずつでも取り入れられればなと思った次第です。
AWSome DAY Onlineで学んだこと
多くは事前に学んでいたことではありましたが、新しい発見もありました。
さらに、AWSを知らない方に向けての説明の仕方でも、気づきを多く得ることができました。
モジュール1:AWSの概要
- オンプレでは発注して構築するまで1か月から数か月はかかるが、クラウドでは最短で数分
- クラウドは見積もりがいらずスピーディ
- 増築する際、オンプレでは停止する必要があるが、AWSは再起動1回のみ
モジュール2:ストレージとデータベース
- コンソールの説明はサービス一覧やリージョンを先に説明するとわかりやすい
- OSのインストールが省ける
- 1度セットアップすれば、同じ設定を自動で構築できる
- ユーザデータを使用すれば、起動時に自動で読み込める
- オンプレは処分も大変だが、クラウドは削除もすぐできる
- イレブンナインは1万年の中で1つを失う確率が1%
- テープ装置とオブジェクトストレージは似ている
- ユーズケースとしてはゲームの得点表など
- Auroraは多くの導入例があり好評
モジュール3:ネットワークとセキリュティ
- AWSのサブネット→オンプレでセグメント
- AWSのルートテーブル→オンプレでルーティング
- 分界点と責任共有モデルは似ているようで違う
- 認証は本人か確認、認可は許可を与えること
- CloudTrailは「誰が 何を いつ どこへ」がわかる(監査証跡)
モジュール4:AWSでイノベーション
- 画像分析などもかんたんに使用できる
- 街や工場でもAWSは多く使われている
- 近くに置くことで速度を上げられるGreenGrass
- 遠隔医療でも使用
- NFLで実況や試合解析にも使われている
- GroundStationという人工衛星をクラウドとして使える、地上局のフルマネージドサービスがある
まとめ:AWSome DAY Onlineに参加した感想
以上、2025年度、「AWSome DAY Online」に参加した感想、学んだことでした。
AWSの勉強前を思い出し、さらに知識に磨きをかけたいと思った次第です。
また、プレゼンターさんのプレゼンの仕方や流れが素晴らしく、機会がありましたらぜひ参考にしたいと思います。