Azure Cloud Shellについて解説

お疲れ様です。
最近スクワット100kgを3回挙げられて喜びました。ボディビルの伝説、ロニーコールマンは現役時代約363kgを2回挙げました。軽いと感じたそうです。訳がわからないですね。宮﨑です。

 
今回はAzure Cloud Shellについての解説になります。

 

Azure Cloud Shellとは

Azure Cloud Shell は、Azure リソースを管理するための、ブラウザーでアクセスできる対話形式の認証されたターミナルです。 Bash または PowerShell どちらかのシェル エクスペリエンスを作業方法に合わせて柔軟に選択できます。

Cloud Shell は、ユーザーごとにセッション単位で一時的に提供されるホスト上で実行されます。 Cloud Shell セッションは、無操作状態で 20 分経過するとタイムアウトとなります。 Cloud Shellは、5 GB のファイル共有を使用して、ファイルを自分の$HOME 場所に保持します。 Microsoft‐Azure Cloud Shell とは

 
ブラウザで使用するためPCやスマホでも使用可能です。OSにも依存されません。

 

使用用途やメリット

・Azureの操作をCUI方式で行い、リソースを管理します。
→GUI操作では複雑な操作をコマンドラインを覚えれば1行か数行のコマンドを入力することで完了です。

 
・資料作成が楽
→コマンドラインを書くだけでいいです。画面スクショして貼り付けて…が不要になります。

 
・トラブル発生時の切り分けが楽
→CUIで操作した入力内容を追えるのでGUIよりも発生原因の切り分けが楽になります。

 

使用方法

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Azureポータル画面右上にあるアイコンを選択するだけで使用可能です。選択するとBash、PowerShell、どちらを使用するかの画面が出てきます。Bashを選んでみます。
 
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Azure Cloud Shellを初めて起動する際は、サブスクリプションの紐づけ、ストレージアカウントを作成、データを永続化するために新規または既存のAzureFiles共有をclouddriveとしてマウントする必要があります。選択後、ストレージの作成を選択します。

 
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使用可能になりました。画面左上からPowerShellへ切り替えも可能です。

 
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実際の画面になります。ポータルと操作画面が上下で分かれているのでコマンドが実際に反映されているかすぐに見ることができます。これは便利ですね。

 

注意点

Azure Cloud Shellの使用は無料ですが、使用の際に作成されたAzureFilesは従量課金制になっているので注意してください。

 

まとめ

今回はAzure Cloud Shellの解説でした。実際にBash、PowerShellを使用して仮想マシンを作成したりするのは別の記事で行います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

Last modified: 2024-01-03

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