お疲れ様です。
1992年、バルセロナオリンピックのドリームチームが好きでしょうがない宮﨑です。
今回はAzure Container Instancesについてです。
Azure Container Instancesとは
コンテナーは、クラウド アプリケーションのパッケージ化、デプロイ、管理を行う優れた方法としてしだいに普及しつつあります。 Azure Container Instances には、仮想マシンを管理したり、より高度なサービスを採用したりせずに、Azure で最も高速かつ簡単にコンテナーを実行する方法が用意されています。
Azure Container Instances は、単純なアプリケーション、タスク自動化、ジョブ作成など、分離されたコンテナーで操作できるあらゆるシナリオ向けの、優れたソリューションです。 複数コンテナー間でのサービスの検出、自動スケーリング、およびアプリケーションの調整されたアップグレードなど、コンテナーの完全なオーケストレーションが必要なシナリオには、Azure Kubernetes Service (AKS) をお勧めします。 コンテナー インスタンスをデプロイするときのベスト プラクティスを理解するには、考慮事項と制限事項と FAQ を読むことをお勧めします。
Azure Container Instances とは
様々な機能の操作やサポートが出来る代わりに設定が複雑なKubernetesとは対照的に、高度なサービスなどは利用出来ない代わりに必要最低限の操作でコンテナを実行することが出来るサービスです。
Azure Container Instancesの使用方法
検索窓にContainer Instancesを入力、作成を選択します。
作成画面です。所属させるリソースグループ、コンテナ名、地域、AZと冗長性の確保、コンテナのイメージ、サイズと本当に必要最低限な項目のみに絞られているのがわかります。
今回はマイクロソフトが提供しているクイックスタートイメージでhelloworldを選択します。
DNSラベル名を選択します。後にコンテナにアクセスするためのURLになります。
検証が完了し、作成を選択します。
作成完了です。詳細を確認すると40秒弱で完了しています。
リソースに移動して、FQDNを使用しログインしています。
helloworldコンテナの起動を確認出来ました。お疲れ様でした。
使用用途
記事冒頭でもお伝えした通り、ACIは非常に簡単な操作で作成出来る分、特別な機能などはほぼありません。そのため小規模なアプリや、短期間のジョブやタスクの実行の際に最適なサービスとなります。
まとめ
実は先にAzure Kubernetes Service (AKS)の記事を書こうとしたのですが、AKSとは対照的に簡単に作成出来るということでこちらを先に取り上げました。確かに簡単でしたが複雑なシステムは楽には手に入らないということを実感しました。
AKSも学びつつ、どちらも使いこなせるようにしていきます。最後まで読んでいただきありがとうございました。