Azure Logic Appsを使ってSlackに自動投稿をする

お疲れ様です。
地元の同級生に久しぶりに再会して、思い出話で盛り上がった宮﨑です。

 
今回はAzure Logic Appsの解説と、その特性を活かして他のアプリと連携をしてみます。

 

Azure Logic Appsとは

Azure Logic Apps はクラウド プラットフォームであり、コードをほとんど、またはまったく使用せずに、自動化されたワークフローを作成して実行できます。 ビジュアル デザイナーを使用し、事前構築済みの操作から選択することで、アプリ、データ、サービス、システムを統合および管理するワークフローをすばやく構築できます。

Azure Logic Apps を使用すると、クラウド、オンプレミス、ハイブリッド環境の間でレガシ、最新、最先端のシステムを接続する方法が簡素化され、企業のシナリオと企業間 (B2B) シナリオ向けに高度にスケーラブルな統合ソリューションを開発するための、コードの記述がほとんど必要ない手段が提供されます。 Azure Logic Apps とは

 
コードをほとんど、またはまったく使用せずに様々なアプリやサービスを簡単に接続し、ワークフローを作成して自動化することができます。

 

Slackへの自動投稿の作成

リソースグループの作成

Logic Appsを作成するためのリソースグループを作成します。今回は東日本リージョンにLogicAppという名前のリソースグループを作成しました。

 
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Logic Appsの作成

作成したリソースグループにLogicAppを作成します。

 
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自動投稿の機能を作成する

LogicAppを使用してSlackに毎週金曜日、18時00分に自動的に通知が届くようにしてみます。

 
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メニュー画面よりロジックアプリデザイナー、繰り返しを選択します。

 
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間隔、頻度を【1週】、開始時刻以外のすべてにチェックします。

 
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毎週金曜日の18時に実行されるように設定を行います。続いて変数の設定です。新しいステップを選択します。

 
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選択窓に変数を記入し、変数を初期化するを選択します。

 
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名前、種類を選択します。

 
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fxの関数欄には以下を設定します。現在の東京標準時における日付を "yyyy/MM/dd" の形式で表す関数になります。

 

formatDateTime(convertTimeZone(utcNow(),'UTC','Tokyo Standard Time'),'yyyy/MM/dd')

 
OKを選択して、値の表記が変わったのを確認したら、次へ進みます。

 
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新しいステップを選択して、検索窓にSlackを入力、メッセージの投稿を選択します。

 
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Slackと連携するためサインインを選択し、許可するを選択します。

 
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チャネル名、メッセージテキスト(先ほどの関数を選択)を選択して、ボット名を設定します。

 
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最後に保存を選択します。忘れないように注意してください。

 
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動作の確認

トリガーの実行より実行を選択します。

 
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実行履歴を確認すると実行が確認出来ました。Slackに移動してみます。

 
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Slackに移動すると実行された事が確認出来ました。これで毎週金曜日の18時に自動的にSlackに投稿がされます。お疲れ様でした。

 
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まとめ

本当はXと連携させて気になるワードを設定し、関連するツイートをすべて吸い上げる機能を作成したかったのですが、Xの有料APIの使用料が月に約100$ということで泣く泣く断念しました。NBAの最新情報をいち早くゲットできると思ったのですが…。最後まで読んでいただきありがとうございました。

Last modified: 2024-02-27

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