お疲れ様です。
最近和菓子と同じくらいグミにはまっている宮﨑です。
今回はAzure Storage Explorerにストレージアカウントを接続してみます。
Azure Storage Explorerとは
Azure、または他のクラウドサービスの大量のファイルやデータを管理できるツールの1つがAzure Storage Explorerになります。
以前こちらの記事でご紹介した4つのストレージ(Blob、Table、Queue、File)を管理できるので、今回は大容量のデータを取り扱うBlobストレージを例にして使用してみます。
Azure Storage Explorerの主な特徴
マルチプラットフォームサポート:Windows、macOS、Linuxに対応しており、さまざまなオペレーティングシステムで使用できます。これにより、異なる環境で統一されたストレージサービスの管理が可能です。
直感的なユーザーインターフェース:アプリケーションは直観的で使いやすいユーザーインターフェースを提供しています。エクスプローラーのようなツリービューを使用して、Azure Blob Storage、Azure Table Storage、Azure Queue Storage、Azure File Storageなどのリソースを視覚的にナビゲートできます。
ストレージサービスの操作:Blob、テーブル、キュー、ファイルなどの異なるストレージサービスに対して、ファイルのアップロード、ダウンロード、削除、クエリの実行、メッセージの送受信などの操作が容易に行えます。
ローカルとリモートのデータの移動:ローカルマシンとAzureストレージアカウント間でデータのコピー、移動、削除ができます。これにより、データのバックアップやオンプレミスからのデータの移行が簡単に行えます。
アクセス許可とセキュリティの管理:ストレージリソースのアクセス許可やセキュリティ設定を管理できます。これにより、データへのアクセス制御を強化し、セキュリティを確保できます。
Azure Storage Explorerの使用方法
ファイルをアップロードする
出来立てのストレージアカウント、testsaaccount2024を使用します。当然まだなにもファイルなどは入っていない状態です。
新しくコンテナを作成するために、メニューのコンテナを選択して任意の名前を記入します。アクセスレベルは今回はプライベートにします。準備が完了したら作成を選択します。
testという新しいコンテナが作成されました。
ファイルをアップロードしてみましょう。メニューのアップロードを選択します。
この記事に使われているアイキャッチ画像をアップロードしてみました。
フォルダを開きURLをコピーしてブラウザで開くと、リソースが見つからないとエラーが出ます。匿名からのアクセスは禁止されているので見ることが出来ない状態です。ただ画像は確認したいので、ここでSAS(Shared Access Signatures)を使用してAzure Storageリソースへの制限付きアクセスを許可します。
アップロードした画像を見ることが出来ました。今回はAzure Storage Explorerの解説なので、SASは別の記事にまとめます。
Azure Storage Explorerのダウンロード
ここからが本題です。
ストレージアカウントの概要からツールおよびSDKを選択、その中にあるStorage Explorerをダウンロードします。
自分のPCに合わせてダウンロードを行います。
Azure Storage Explorerにストレージアカウントを接続する
ダウンロードが終わったら自分のAzureアカウントからサインインします。
接続文字列を使用して、ストレージアカウントを接続します。
Azure Storage Explorerとの接続が完了しました。先ほどのファイルも確認出来ました。
まとめ
接続までの手順は把握出来たがAzure Storage Explorer自体の操作はまだ出来ていないので、実際に動かしながら覚えていきます。最後まで読んでいただきありがとうございました。