CloudWatch Logs の利用量が急増の場合、問題ロググループを特定する方法


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困っていた内容

お客さんのアカウントに、月間CloudWatch Logsの利用量が160GB 急減少の状況を発生しましたので、原因特定のステップを記録します。

どう対応すればいいの?

まずは、どのロググループが CloudWatch Logs 請求の増加を引き起こしているのか調べていきます。

  1. Amazon CloudWatch コンソールを開きます。

  2. ナビゲーションペインで、[Metrics] →[All Metrics]を選択します。

  3. 検索欄で「IncomingBytes」を入力してから、検索します。
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  4. ロググループごとの[IncomingBytes] とアカウント全体的の[IncomingBytes] が表示されます。
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  5. まずは[Account Metrics] メトリックを選択してから、[Graphed metrics] タブを選択します。
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  6. [Statistic] で [Sum] を選択して、[Period] で [30 Days] を選択します。
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  7. グラフの右上で、[custom] を選択してから、[Relative] を選択します。過去 6 月の間を選択します。
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  8. アカウント全体に6 月の間のプッシュされたデータの量を確認できました。
    確かに、2月からどんどん減ってきたですね
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  9. どのロググループの問題ですか?
    ロググループごとに、[IncomingBytes] メトリックを選択してから、確認できますね
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  10. ロググループを特定できましたので、対象サーバ内部のことを調査する必要になりますので、
    AWS上の調査は一旦終わります。

最後に

以上です。
どなたかの参考になれば幸いです〜。

参考資料

https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/knowledge-center/cloudwatch-logs-bill-increase/

Last modified: 2022-07-21

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