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はじめに
今回はEC2(Windows)インスタンスに、日本時間を設定するためのハンズオンをしていきます。
1.NTP(Network Time Protocol:機器の時刻情報を同期するプロトコル)の設定
Windowsインスタンスのシステムが再起動しても、日本時刻が維持されるようにするため(設定しないと再起動のたびにUTC時間が適用される)、AWSが提供しているNTPをEC2(Windows)に設定します
設定方法詳細:AWSドキュメント:Windows インスタンスの時刻の設定
1.1.コマンドプロンプトで下記コマンドでレジストリキーを追加する
追加された場合"この操作を正しく終了しました。"と表示される
reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\TimeZoneInformation" /v RealTimeIsUniversal /d 1 /t REG_DWORD /f
1.2.RealTimeIsUniversal キーが正しく保存されていることを確認する
reg query "HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\TimeZoneInformation" /s
保存されている場合は上記コマンドのレスポンスとして、一番下の欄に
の表示がされるRealTimeIsUniversal
1.3.w32tm
コマンドで手動で時刻を同期する
w32tm
w32tm /resync
2.日本時刻に設定する
2.1.Windowsの設定画面から『日付と時刻』を選択
2.2.タイムゾーンを日本時刻に設定する
2.3.タイムゾーンが変更されたことを確認する
時刻が日本時間になっているか比較する
おわりに
インスタンス自体はプライベートサブネットにあるので、時刻を取得できるのか不明だったためハンズオンしてみました。
SGもNACLも穴あけしてないなと思いながら、再度ドキュメントを読み直したら、
とありました(笑)インスタンスはインターネットにアクセスする必要はなく、アクセスを許可するためにセキュリティグループルールまたはネットワーク ACL ルールを設定する必要はありません。
ちゃんとドキュメントは読むようにします。