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ソリューションアーキテクト – アソシエイト合格雑記


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お久しぶりです。株式会社協栄情報システム3部所属の寺尾です。

今回はソリューションアーキテクト – アソシエイトに先日合格しましたので、勉強法や試験内容について感じたことを書いていこうと思います。

試験について

AWS 認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト

勉強期間は5月10日~6月19日で、スコアは759点(合格)でした。合格ラインが720点でしたのでかなり危なかったです。

問題の難易度はなかなか高く、要件を提示され、その状況での正しいアーキテクチャを選択するといった形が多いと感じました。
ですのでサービス単体を覚えるだけでなく、〇〇という状況で何を選択するのが有効なのか、どういった要件に対して適切なサービスなのかといった包括的な知識が必要です。

勉強方法

勉強方法は

・SAA認定テキスト
・会社資料閲覧
・実際にAWSを動かしての学習
・問題集を解く

の4点を行いました。
さて、問題やテキストの学習方法について話します。
個人的には三点大切なことがあって、それは

  1. サービスの略称だけで覚えない
  2. わからない単語を飛ばさない
  3. 実際にマネコンを触ってみる

ということです。

サービスの略称だけで覚えない

まず一点目、例えば下記のように問われたとします。

アプリケーションの中にボトルネックとなっているリアルタイムで処理しなくてもいい部分があるので、切り離して疎結合なアプリケーションの構築をしたいと考えています。どちらのサービスを使用しますか?
A SNS
B SQS

このような時にSNSがSimple Notification(通知) Serviceの略称でSimple Queue(キュー) Serviceの略称だと知っていれば求められているのはキューイングサービスだということでBだとすぐに答えられるはずです。
サービス名はサービスの内容そのものを端的に表しています。略称ではなく全てを覚えることでサービス名から内容の連想がしやすくなり、内容が覚えやすくなります。

わからない単語を飛ばさない

二点目、これは一点目につながるのですが、例えば先ほどの問題の疎結合やボトルネック、あるいはキューについてわかりますでしょうか? 説明できるでしょうか?
SAAでは問題文の中にこういったIT業界の基礎知識である単語が頻出します。僕自身まだ知らない、あるいは理解が足りない単語がたくさんあります。
勉強中に知らない単語が出てきたら、それらを全て調べることをおすすめします。そうすることでサービスの内容や問題文もより正しく理解でき、記憶が定着するようになりますし、IT業界で働くうえで必要な基本的な知識の収集にもなります。

実際にマネコンを触ってみる

またAWSハンズオンのような実際にAWSアカウントを動かしての学習は試験の点数をとるというだけの観点では非効率的に思えますし、SAAですと事実そうなのかもしれません。しかしながら、SAAを取得し、仕事で使おうとするのでしたら多少学習時間が伸びたとしてもやることを推奨します。
試験勉強とハンズオンの両方をやることで、SAAで学んだ知識と実際に手で動かした経験が結びつき、知識が意味が鮮明に理解でき、ハンズオンの操作の意味が正確に理解できるようになるからです。
これらは実際に仕事をやるうえで貴重な財産になってくれます。

反省点

今回の試験勉強では大きな反省点がありました。
それはインプットする資料を絞った方がいいということです。SAA認定テキストも会社資料も素晴らしい教材でしたが、あっちこっちと手をつけてしまったせいで、インプットする時間が長くなりすぎました。
やはり人間は使わない知識を忘れていくものですから、一つだけでいいですので手早く終わらせ、問題を解くことに重点を置いて勉強すべきでした。問題を解く中で見かける知らない知識をWEBなり教材なりで再度勉強していく形の方が効率的です。
次回の試験ではいきなり問題集を一度やってから分からないところを把握してから勉強することも試してみます。

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。
間違いなどあればぜひご指摘ください。
この記事が誰かの合格の助けとなれば幸いです。

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