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AWS運用エンジニアが気になったAWS最新情報まとめ|2026年8月号

AWSを中心にインフラの設計・構築・運用を行っているインフラエンジニアの齊藤です。

 

Amazon Web Services(AWS)は、日々新サービスや機能追加、改善アップデートをリリースしていますが、正直なところ「情報量が多すぎて追いきれない…」と感じる方も多いのではないでしょうか。

 

そこで本記事では、直近2カ月のAWS What’s NewやAWS Blogの中から、運用エンジニア目線で実務に関わりそうなアップデート・最新情報だけを厳選してご紹介します。

 

コスト最適化・セキュリティ・監視運用・サーバーレスといった観点で、

 

これは知っておいたほうがいい
現場で使えそう

 
と感じたニュースをピックアップしました。

 

日々のキャッチアップのショートカットとして、ぜひご活用ください。

 

※文章内で一部AIを用いて要約しております。

 

 

AWS運用エンジニアが気になったAWSニュース

今回紹介するニュースは、次の通りです。

 

 

 

 

 

1. Amazon S3 サーバーアクセスログが Amazon CloudWatch Logs と Amazon S3 Tables への配信に対応

Amazon S3のサーバーアクセスログを、従来のS3汎用バケットに加え、Amazon CloudWatch Logsへ配信できるようになりました。

 

エラー率のアラーム設定やトラフィック監視、アカウント・リージョン横断の調査が可能です。

 

また、ログをApache Iceberg形式でS3 Tablesへ追加ストレージ料金なしでミラーリングでき、AthenaやRedshiftなどから標準SQLで分析できます。

 

参照ページ:https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2026/06/amazon-s3-cloudwatch-logs-tables/

 

✍齊藤コメント✍
アクセスログを単純に保管することが要件であれば、これまでどおりAmazon S3へ保存する運用で問題なさそうです。

一方で、アクセスログを監視や障害・セキュリティ調査に活用している場合は、CloudWatch Logsへの配信を検討する価値がありそうです。また、大量のログをSQLで横断的に分析したい場合には、S3 Tablesも選択肢になります。

新機能だからすぐに切り替えるのではなく、現在アクセスログをどのような目的で利用しているかを整理したうえで、用途に応じて使い分けるのがよさそうだと感じました。

 

 

2. Amazon CloudWatch Logs がストレージのインテリジェントな階層化を発表

Amazon CloudWatch Logsでストレージのインテリジェント階層化が利用可能になりました。

 

ログのアクセス状況に応じて、Standard、Infrequent Access、Archive Instant Accessの3階層へ自動分類します。30日間アクセスがないデータはInfrequent Access、90日間ないデータはArchive Instant Accessへ移行し、古いデータへアクセスすると30日間Standardへ戻ります。

 

長期保存する大量ログのコスト削減と運用負荷の軽減が期待できます。

 

参照ページ:https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2026/07/amazon-cloudwatch-intelligent-tiering/

 

 

✍齊藤コメント✍
これまでは、CloudWatch Logsに長期間ログを保管するとストレージコストが高くなるため、一定期間経過後にAmazon S3へエクスポートして保管する構成を採用するケースも多かったと思います。

 

ただし、そのためにはエクスポート処理やLambda、ジョブ、監視などの仕組みを別途用意する必要があり、運用・保守の負担も発生します。

 

今回のインテリジェント階層化によって長期保存コストを抑えられるのであれば、S3へ退避せず、そのままCloudWatch Logsに保管し続ける選択肢も現実的になりそうです。ログ検索や障害調査もCloudWatch Logs上で継続して行えるため、構成をシンプルにできる点も大きなメリットだと感じました。

 

今後はストレージ料金だけでなく、S3への転送・保管に必要な運用コストも含めて比較し、ログの保管方法を見直していく価値がありそうです。

 

 

3. AWS Security Hub がパブリックに到達可能なリソースを特定する Network Scanning を提供開始

AWS Security HubにNetwork Scanningが追加され、AWSおよびAzure環境でインターネットから実際に到達可能なリソースを特定できるようになりました。

 

パブリックIP、仮想マシン、ロードバランサーを検出し、到達可能なポートや稼働サービスを確認します。各ポートはSecurity Hubの検出結果として記録され、他の検出結果や構成情報と関連付けてリスクを評価できます。

 

参照ページ:https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2026/07/aws-security-hub-network-scanning/

 

✍齊藤コメント✍
社内向けの閉じた環境で稼働しているシステムでは、意図せずインターネットから到達可能になっていないことを確認するのは、セキュリティ上とても重要な観点だと思います。

 

設定上は閉域になっているつもりでも、ネットワーク構成や設定変更によって外部公開されてしまう可能性があります。今回のNetwork Scanningによって、インターネットから実際に到達可能なリソースやポート、サービスを可視化できるようになった点はありがたいですね。

 

特に、閉域システムの外部公開リスクを継続的に確認する手段として活用できそうだと感じました。

 

 

まとめ

AWSのアップデートは本当に数が多く、全部追いかけるのは正直しんどいですよね。
だからこそ、「運用担当として知っておきたい情報だけをサクッとまとめる」場があってもいいかなと思い、このシリーズを始めました。

 

今後も毎月、実務に効きそうなニュースをピックアップして発信していきますので、キャッチアップのショートカットとして気軽に読んでもらえたら嬉しいです。

 

 

参考リンク:What’s New with AWS

 

 

↓ほかの協栄情報メンバーのAWSについての記事を公開しています。ぜひ参考にしてみてください。
 

 
AWS運用エンジニアが気になったAWS最新情報まとめ|2026年7月号(齊藤弘樹)

 
AWS運用エンジニアが気になったAWS最新情報まとめ|2026年6月号(齊藤弘樹)

 
AWS運用エンジニアが気になったAWS最新情報まとめ|2026年5月号(齊藤弘樹)

 

 

 

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