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WordPressプラグインの"Really Simple SSL"をインストールして有効化する際に、書き込みエラーが出る場合があります。今回の記事では、"Really Simple SSL"有効化時に出るエラーの対処法を紹介します。
"Really Simple SSL"有効化エラーの対処法
プラグインを有効化すると、以下のエラーが出ます。
wp-config.phpを編集する必要がありますが、書きこみ可能ではありません。wp-config.phpを書き込み可能に設定し、このページを再読み込みしてください。サーバー設定上で、安全にSSLを有効化するには、次のコード行をwp-config.phpに追加する必要があります。
//Begin Really Simple SSL Server variable fix
$_SERVER["HTTPS"] = "on";
//END Really Simple SSL,
エラーの解決法を紹介します。
■前提
"Really Simple SSL"有効化エラーが出た際の状況は以下の通りです。
・WordPressサイトをAWSクラウド上で構築
・利用したAWSサービスは、EC2、RDS、ELB,Route53、ACM
WordPressサイト構築には、こちらを参考に構築しました。
■対処法
"Really Simple SSL"有効化時に出るエラーの対処法を紹介します。
↓EC2インスタンスに接続し、編集する"wp-config.php"のバックアップを取っておきます。
sudo cp /var/www/html/wp-config.php /var/www/html/wp-config.php.org
↓wp-config.phpを編集していきましょう。以下のコードをwp-config.phpの8行目に挿入します。
//Begin Really Simple SSL Server variable fix
$_SERVER["HTTPS"] = "on";
//END Really Simple SSL,
vi /var/www/html/wp-config.php
コードを挿入したら保存して、Apacheを再起動します。
[ESC]
:wq
systemctl restart httpd
systemctl status httpd
↓WorPressサイトページを更新します。更新すると、再ログインを求められます。
↓再ログインすると、SSLが有効化されていることが確認できます。
以上です。
まとめ:"Really Simple SSL"有効化エラーの対処法
"Really Simple SSL"有効化時に出るエラーの対処法を紹介しまました。書き込み権限が付与されているのに、"wp-config.phpを編集する必要がありますが、書きこみ可能ではありません。"、というエラーが出るのは解決できず、指定されたコードをwp-config.phpに挿入することでなんとか解決です。
試す前に、バックアップは取っておきましょう。
参考リンク:Amazon Linux 2023 とは?,Amazon Linux 2023 での WordPress ブログのホスト
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■Aurora(MySQL)でWordPressサイトを構築してみた(shoji.h)
https://cloud5.jp/auroramysql-handson/
■【初学者向け】AWS Fargateを利用してWordPressサイトを構築(齊藤弘樹)
https://cloud5.jp/saitou-handson-fargate/
■WordPressのログインパスワードを忘れてしまい、リセットメールも飛ばないときの対処方法(higa)
https://cloud5.jp/wordpress-password-reset/