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Amazon SNSとAmazon SESの違い


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前言

「Amazon SNSとAmazon SESの違いがよくわらん 」という方は多いと思います。

この前の文章でも記述することがありますが、メールサーバーとしてEC2を直接利用できないです。
詳細は下記をご参照ください。
AWSに稼働しているEC2がポート25よりメール送信したい場合、制限解除が必要です。

ですので、AWSのマネージドサービスを利用すれば、便利だと思います。
調べてみると、AWSのメールサービスがSNSとSMS二つがあります。

Amazon SNS

Amazon Simple Notification Service (SNS) は、マイクロサービス、分散型システム、およびサーバーレスアプリケーションの分離を可能にする、高可用性で、耐久性に優れたセキュアな完全マネージド型 pub/sub メッセージングサービスです。Amazon SNS は、高スループット、プッシュベース、多対多のメッセージングのためのトピックを提供します。

Amazon SES

Amazon Simple Email Service (Amazon SES) は、デジタルマーケティング担当者やアプリケーション開発者がマーケティング、通知、トランザクションに関するEメールを送信できるように設計された、クラウドベースのEメール送信サービスです。Eメールを利用してお客様とのつながりを維持するあらゆる規模の企業を対象とした、コスト効率の高い信頼できるサービスです。

比較表

比較表 Amazon SNS Amazon SES
ひとこと 事前登録者へのメールその他の通知 大量宛先への効率良いメール送信
使用例 EC2インスタンス障害時に運用担当への通知、スマホアプリへの通知など 一般ユーザへのメルマガ、キャンペーンメールなどの送信
料金 毎月最初の 100 万件は無料 最初の 62,000 通につき無料
概要 複数チャネルで発行者/サブスクライバー間の通知を行う 大量のEMailを効率的に送信するのが主な目的
事前 事前に受信者側から登録(Subscribe)する必要 受信者の事前同意は不要
そのた CloudWatchのアラートと連携など運用系の通知で活躍 受信メールも課金されるなど注意
正式名称 Amazon Simple Notification Service Amazon Simple Email Service

最後に

いかがでしたでしょうか?
SESとSNSの違いについて、なんとなくイメージがついたかと思います。

以上です
この記事がどなたかのお役にたてば幸いです。

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