こんにちは、石川です。
はじめに
Web AccessのWorkSpacesの機能を調べていると、
「Rebuild」機能が使用できないことが分かりました。
ただし、この点についてAWSは公式ドキュメントで明確に「なぜ」を説明しているわけではありません。
そのため、AWSが明記している事実と、そこから考えられる妥当な推測を分けて整理することが大切です。
本記事では、AWSのドキュメント上で確認できる内容をベースに、Web AccessでRebuildができない理由を分かりやすく整理します。
内容
1. AWSが明記している事実
まず、AWSのセルフサービス管理機能は、ユーザーがWorkSpaces clientから実行する機能として整理されています。
このセルフサービス管理機能には、以下のような操作が含まれます。
- 再起動
- ディスク拡張
- コンピュートタイプ変更
- 実行モード変更
- Rebuild
そして、対応クライアントとして記載されているのは、以下のネイティブクライアントです。
- Android
- Linux
- macOS
- Windows
ここにWeb Accessは含まれていません。
さらに、ユーザー向けのRebuild手順も「Open your WorkSpaces client」から始まっており、RebuildがWorkSpaces client前提の機能として扱われていることが分かります。
2. 背景として考えられること
ここから先はAWSの明示ではなく、ドキュメント内容から見た自然な推測です。
Rebuildは、単なる接続機能ではなく、比較的重く、影響の大きい操作です。
AWSはRebuildについて、以下のような特徴を説明しています。
- 作成後に追加したアプリやシステム設定が失われる
- D:ドライブは最新バックアップから再作成される
- 実行中はセッションが切断される
- 完了まで最長1時間程度かかることがある
- API上でも「potentially destructive action」とされている
このように、Rebuildは利用者影響やデータ消失リスクを伴う処理です。
そのため、機能を絞ったブラウザUIよりも、OSごとに制御しやすい専用クライアント側に限定する設計は十分自然だと考えられます。
まとめ
AWSは、Web AccessでRebuildできない理由を明示していません。
ただし、ドキュメント上では、セルフサービスRebuildはWorkSpaces client向け機能として定義されており、Web Accessはその対象に含まれていません。
そのうえで背景を考えると、Rebuildは切断やデータ消失リスクを伴う重い操作であるため、AWSがブラウザ版ではなく専用クライアント側に限定していると考えるのが妥当です。
以上、参考になれば幸いです。


