こんにちは、石川です。
今回はWorkSpacesの「Visual Studio」のインストールについての記事を執筆いたします。
はじめに
AWS WorkSpacesで開発環境を構築する際、Visual Studioを事前にインストールしてカスタムバンドルとして提供したい、というケースは多いと思います。
私も同様に、WorkSpaces上にVisual Studioをインストールした状態でバンドル化しようと試みました。
しかし、実際にやってみるとインストールがうまくいかず、思った以上にハマってしまいました。
本記事では、その原因と対処方法について共有します。
WorkSpacesでVisual Studioがインストールできない問題
Amazon WorkSpacesのカスタムバンドル作成中に、Visual Studioのインストールを実施しましたが、途中で失敗したり、正常に完了しない事象が発生しました。
一見するとネットワークや権限の問題にも見えますが、調査を進めた結果、原因は非常にシンプルでした。
原因はCドライブの容量不足
原因は、Cドライブの容量不足でした。
WorkSpacesのデフォルト構成では、Cドライブは80GBとなっています。
しかし、Visual Studioのような大規模な開発ツールは多くのディスク容量を消費するため、この容量では不足するケースがあります。
特に複数のワークロードやSDKを含める場合、インストール途中で容量が足りなくなり、結果としてインストールが失敗します。
ボリューム拡張で解決
対処として、WorkSpacesのボリュームサイズを以下のように拡張しました。
- Cドライブ:80GB → 175GB
- Dドライブ:50GB → 100GB
この構成に変更したところ、Visual Studioは問題なくインストールできるようになりました。
ちなみにAWSの仕様では、
Cドライブは80GBから細かく段階的に増やせるわけではなく、次に選択できるサイズは175GBとなります。
また、Cドライブの拡張に合わせて、Dドライブも100GBに拡張する必要があります。
そのため、最終的な構成は C:175GB / D:100GB となります。
バンドル化する際の注意点
Visual Studioのインストール自体はこれで解決しますが、バンドル化する場合は注意が必要です。
WorkSpacesのカスタムバンドルは、作成時のディスク構成がそのまま利用者に引き継がれます。
つまり、
C:175GB / D:100GB で作成した場合
→ 利用者にも同じ構成で提供される
という点を考慮する必要があります。
ストレージサイズが大きくなる分、コストにも影響するため、用途に応じた設計が重要です。
※参考URL
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/workspaces/latest/adminguide/manage-applications.html
まとめ
WorkSpacesでVisual Studioがインストールできない場合、
原因は設定や権限ではなく、ディスク容量不足である可能性があります。
同様の問題に直面した際の参考になれば幸いです。

