この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので十分ご注意ください。
概要
Windowsのファイル共有やプリンタ共有と,ローカル・ドライブやローカル・プリンタといったデバイスへのマッピングを管理する。
構文
C:\Users\Administrator>net use /?
The syntax of this command is:
NET USE
[devicename | *] [\\computername\sharename[\volume] [password | *]]
[/USER:[domainname\]username]
[/USER:[dotted domain name\]username]
[/USER:[username@dotted domain name]
[/SMARTCARD]
[/SAVECRED]
[/REQUIREINTEGRITY]
[/REQUIREPRIVACY]
[/WRITETHROUGH]
[[/DELETE] | [/PERSISTENT:{YES | NO}]]
NET USE {devicename | *} [password | *] /HOME
NET USE [/PERSISTENT:{YES | NO}]
C:\Users\Administrator>
オプション
オプション | 説明 |
---|---|
/USER: | 接続するユーザ名を指定する |
/HOME | ユーザのホームディレクトリに接続する |
/SMARTCARD | 接続にスマートカードの接続情報を使用する |
/SAVECRED | ユーザとパスワードを保存する |
/REQUIREINTEGRITY | 共有への署名付き接続を要求する |
/REQUIREPRIVACY | 共有への暗号化された接続を要求する |
/PERSISTENT:{YES NO} | 固定ネットワーク接続の使用を制御する |
YES: | 接続情報を次のログオン時に復元する |
NO: | 接続情報を保存しない |
/? | コマンドの省略形のヘルプを表示する |
/help | コマンドのヘルプを表示する |
ネットワークドライブの割り当て
net use ドライブレター: \フォルダパス パスワード /user:ユーザアカウント
オプション | 値 |
---|---|
割り当てドライブ | D |
サーバorIP | 192.168.1.1 |
フォルダ | share |
パスワード | password |
ユーザアカウント | test |
net use D: \\192.168.1.1\share password /user:test
Active Directoryの場合はFQND名を指定することもできる。
net use D: \\server1\share1 /user:test@domainname.com password
次回ログオン時に再接続しないようにしたい
net use D: \\192.168.1.1\share password /user:test /persistent:no
persistent が YES だと、次回ログオン時に再接続しに行きますし、NO だと再接続しません。ちょっと調べてみたところでは、Windows 的には “persistent:yes” がデフォルトらしいです。
ネットワークドライブの切断
net use ドライブレター: /delete /y
net use D: /delete /y