Aurora PostgreSQL グローバルDBのフィルオーバーを実施してみました。


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前提

・AWS CloudShellよりCLI実行すること
・RDS構築(Aurora PostgreSQL グローバル)を構築済みであること
※構築手順を下記の記事を参照

CloudFormationでRDS構築(Aurora PostgreSQL グローバル)を構築する

フィルオーバー手順

コンソールの場合

1.フェイルオーする前にプライマリクラスター及びライターインスタンスを確認します。

2.Aurora Global Database を選択し、[アクション] メニューから [グローバルデータベースをフェイルオーバー] を選択します。

3.プライマリに昇格させたいセカンダリ Aurora DB クラスターを選択し、[グローバルデータベースをフェイルオーバー] をクリックします。

a.ステータス変更中

[Databases (データベース)] リストの [Status (ステータス)] 列には、フェイルオーバープロセス中の各 Aurora DB インスタンスと Aurora DB クラスターの状態が表示されます。

b.ステータス変更済み

[Databases (データベース)] リストの [Status (ステータス)] 列には、フェイルオーバープロセス中の各 Aurora DB インスタンスと Aurora DB クラスターの状態が[利用可能]になります。

AWS CLIの場合

1.フェイルオーする前にプライマリクラスター及びライターインスタンスを確認します。

2.failover-global-cluster CLI コマンドを使用して、Aurora Global Database をフェイルオーバーします。

3.ステータスがが[利用可能]であることを確認します。

まとめ

前回の記事を続けて、グローバルDBのフィルオーバーを実施してみました。

注意点としては、フェイルオーバープロセスが完了すると、昇格された Aurora DB クラスターは Aurora Global Database の書き込み操作を処理できます。アプリケーションのエンドポイントを変更して、新しいエンドポイントを使用してください。

参考

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/AuroraUserGuide/aurora-global-database-disaster-recovery.html

Last modified: 2022-09-19

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