【AWS-SAA】英語で受験してみました


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はじめに

こんにちは。協栄情報クラウド事業本部の丁(テイ)です。
 
 
この度は1か月ほどをかけてSAA-C03試験を英語で受験し、無事合格できました。
 
results
 
受験の前にすでに持っているIT関連の資格・知識は下記のとおりです:

・Red Hat Certificated Engineer

・AWS Cloud Practitioner(CLF)の知識
  

 
では早速勉強方法と意外と知られていない試験対応についてご紹介したいと思います。
 
 

どんな方におすすめ?

英語勉強と資格取得を並行で行う予定のある方におすすめします。
 
 

試験について

■AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA) とは?

「AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA) 」はクラウドサービス“Amazon Web Service”が認定する12個の資格のうちの3つのアソシエイト級のうちの一つです。

AWS Certified Solutions Architect – Associate

受験対象について「SAA-C03」の公式ページで下記のように紹介されています。
 

受験対象は以下のいずれかに該当する方にとって、AWS 認定パスの素晴らしい出発点となる資格です。
・AWS テクノロジーに関する経験
・オンプレミス IT の経験、オンプレミスとクラウドのマッピングの理解
・他のクラウドサービスでの業務経験

上記の通り、一定なAWSもしくはオンプレの知識・経験が必要な試験です。
 
ネットに「未経験から一か月で合格しました」みたいな短期間で一発合格できたと書かれている記事がありますが、あれほど簡単ではなかったと痛感しました。

 

勉強方法について

 

■使用教材

 
主に以下の2つです。いずれも英語の教材です。

・Udemyのビデオコース
・Udemyの模擬試験コース
 
では詳しくご説明していきます。
 

1.Ultimate AWS Certified Solutions Architect Associate SAA-C03 by Stephane Maarek

Ultimate AWS Certified Solutions Architect Associate SAA-C03

Udemy(ユーデミー)とは、200,000以上の講座があるオンライン学習プラットフォーム。おもに社会人が対象で、教えたい人が講座を開き、学びたい人が学べるサイトです。買切り型のコンテンツなので、購入後は時間や費用を気にせず自分の好きなタイミングで学習できます。

Udemyの数多くのSAAコースにベストセラーに選出されたほど大人気なビデオコースです。利用者数はコースレーティングから見ると18万人ほどいらっしゃいます。(2023/05/14現在)
 
27時間ほどのビデオコンテンツがありますので、SAA試験に必要なサービスの理論学習はもちろん、豊富なハンズオンと最後に1回の模擬試験が付いていて、確実にAWSの基礎知識を身に着けられるコースだと思います。

しかし英語のみの授業なので、どうしても一定な英語知識が必要ですが、字幕も付いていますので、僕は字幕を参照しながら授業を聞くようにしています。割りと聞き取りやすくなったと考えています。
 
 

2.Practice Exams | AWS Certified Solutions Architect Associate

Practice Exams | AWS Certified Solutions Architect Associate
 
同じくStephane Maarekさんの模擬試験で、65問 × 6つの問題集で計390問が入っている充実なコースです。

本番試験と同じ130分の制限時間付きで、日頃の勉強成果の検証だけでなく、臨場感も得られます。いきなり本番試験に臨むと緊張していて十分に力を発揮できない恐れがありますので、受験歴の少ない方にとっては、認証試験に慣れる手段としてもおすすめします。

 
※Udemyのセールは月何回もありますので、セール期間中にコンテンツを購入して割引を活用しましょう。

 
 

学習期間・時間

 
AWS-SAA試験の勉強を始めて、合格までに1か月ほどかかりました。
学習時間は平均毎日4時間、計120時間ほどです。

詳細について紹介していきます。
 

■コースの勉強(80時間)

  • ビデオ授業を受講する
  • メモを取る・復習する
  • ハンズオンを行う
  • わからない英単語を暗記する
     

■模擬試験の練習(30時間)

  • 6つの問題集をやる
  • 間違った問題を訂正する・復習する
  • 訂正後再度問題集をやる

残りの時間はネットで合格者の経験・感想の記事を読むようにしています。
 
 
 

意外と知られていない「試験対応」とは?

 
AWSは英語を母国語としない方向けの追加試験時間などの「特別措置」を設けています。
 

英語を母国語としない方向けの追加時間 (ESL +30)
ESL +30 は、英語で試験を受ける場合に試験時間を 30 分延長する特定の試験対応の種類です。この試験対応は、英語を母国語としない方が試験のスケジューリングを行う前に申請した場合に利用できます。

 
 
試験対応は「AWS Certification」 → 「試験対応の申請」で申請可能です。
 
 
これによって試験時間は130分から160分に増え、時間の余裕が取れるようになりました。
連続で問題を解くと疲れてしまいますので、僕は受験の途中で何回も1分ほどの休憩を取りました。
ダブルチェックの時間もたっぷりで大変助かりました。

 
 

まとめ:英語で受験するメリットとデメリット

 
英語での受験はもちろんすべての方に向いているわけではないので、メリットとデメリットをまとめてみました。
 

■メリット

1.英語勉強と資格取得を一石二鳥で成し遂げる。

2.試験対応が申請できて、時間の余裕が作れる。
 
 

■デメリット

1.外国語での勉強は母国語より効率が下がる。

2.英語で勉強したので、仕事で日本語の専門用語をすぐに反応できない恐れがある。

 
 
 
以上、簡単ではございますが、僕が英語でAWS-SAAを受験した経験談でした。ご参考になれば幸いです。
 
最後に、いきなりSAA取得が難しいと感じている方はAWSの基礎的な知識が問われるAWS-CLFの取得を目指すのもありです。
 
 
 
↓ほかの協栄情報メンバーの勉強方法も公開しています。ぜひ参考にしてみてください。

 

■ソリューションアーキテクト – アソシエイト合格雑記(TERAO)
https://cloud5.jp/saa-pass-note/

 
■【AWS-SAA】わたしはこの学習方法で合格しました(Saitou)
https://cloud5.jp/saitou-aws-saa-study-method/
 

Last modified: 2023-05-16

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