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Azure Cloud Shellを使用してテンプレートをデプロイしてみようと思っていますが、Cloud Shell では Azure File Storage を使用してセッション間でファイルを維持しますので、まず、Azure Storage サービスを簡単に紹介してみましょう。
Azure Storage プラットフォームには、次のデータ サービスが含まれています。
- Azure BLOB:テキストおよびバイナリ データのための高度にスケーラブルなオブジェクト ストア。また、Data Lake Storage Gen2 によるビッグ データ分析のサポートも含まれています。
- Azure Files:クラウドまたはオンプレミスのデプロイ用のマネージド ファイル共有。
- Azure キュー:アプリケーション コンポーネント間の信頼性の高いメッセージングのためのメッセージング ストア。
- Azure テーブル:構造化データのスキーマレス ストレージのための NoSQL ストア。
- Azure ディスク: Azure VM のためのブロック レベルのストレージ ボリューム。
それぞれのサービスには、ストレージ アカウントを通じてアクセスします。
今回、Azure Filesを利用して、Cloud Shell にローカル ファイルを転送します。
手順
1.まず、Get-CloudDrive コマンドレットは、Cloud Shell の clouddrive によって現在マウントされている Azure ファイル共有の情報を取得します。
特に、下記情報をメモします。
- FileShareName : cs-xxx-100320012666ef46
- MountPoint : /home/xxx/clouddrive
- Name : cs1100320012666ef46
2.対象FileShareNameにアクセスして、「アップロード」をクリックし、対象ファイルをアップロードします。
上記Nameのストレージ アカウント⇒Storage Explorer (プレビュー)⇒ファイル共有⇒FileShareName
3.「MountPoint」のパスを利用したら、Cloud Shellで対象テンプレートファイルを読み込んでデプロイ成功しました。