EC2のEBS拡張後の操作について


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こんにちは、趙です。

最近、娘から下記の短歌を教えてくれました。
【街をゆき子供の傍を通る時蜜柑の香せり冬がまた来る】
ちょうど今の季節、愛媛産蜜柑🍊を食べながらこの記事を書きました。

二日連続の休日出勤で、EBSタイプ(gp2→gp3)変更、領域拡張の作業を行いました。

作業の中で、EBSボリュームのサイズを拡張した後の操作に関して、
OS停止状態で拡張した時とOS起動状態で拡張した時でその後の操作が異なる点について、
簡単で整理をしました。

まず、注意しないといけない点

スナップショット重要なデータを含むファイルシステムを拡張する前に、変更をロールバックする必要がある場合に備えて、ベストプラクティスとしてボリュームのスナップショットを作成することをお勧めします。

EC2が停止してから拡張する場合

EC2停止状態で拡張した場合は、起動後のルートデバイスの操作は不要、その他デバイスはパーティション拡張が必要です。

  • ルートデバイス:ファイルシステム拡張済み、パーティション拡張[済み]
  • その他のEBS:ファイルシステム拡張済み、パーティション[]拡張

EC2が起動のままで拡張する場合

EC2が起動のままで拡張した場合は、起動後のルートデバイスとその他デバイスは同じ、パーティション拡張の手作業が必要です。

  • ルートデバイス:ファイルシステム拡張済み、パーティション[]拡張
  • その他のEBS:ファイルシステム拡張済み、パーティション[]拡張

参照(具体的なパーティション拡張)

ボリュームサイズ変更後の Linux ファイルシステムの拡張

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/recognize-expanded-volume-linux.html

ボリュームサイズ変更後の Windows ファイルシステムの拡張

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/WindowsGuide/recognize-expanded-volume-windows.html

Last modified: 2024-02-07

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