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EIPがAWS アカウント間で移行できるようになりましたので、早速、やってみます。
EIPについて
公式の内容をご覧ください。
Elastic IP アドレスを効率的に使用するため、Elastic IP アドレスが実行中のインスタンスに関連付けられていない場合や、停止しているインスタンスやアタッチされていないネットワークインターフェイスに関連付けられている場合は、時間毎に小額の料金が請求されます。インスタンスを実行しているときは、インスタンスに関連付けられた 1 つの Elastic IP アドレスに対して料金は発生しませんが、インスタンスに関連付けられた追加の Elastic IP アドレスがある場合、その追加分に対しては料金が発生します。
今回の更新内容は
異なるAWSアカウント間EIPが移行できました。
日本語ドキュメントにはまだ更新していないですが、まず、英語版を見ってみましょう。
https://docs.aws.amazon.com/vpc/latest/userguide/vpc-eips.html#transfer-EIPs-intro
これで、システム移行や再構築する時、同じIPアドレスが引継ぎたい場合、便利です。
やってみます
1.(Aアカウント)[ Elastic IPs]で転送を有効にする 1 つ以上の Elastic IP アドレスを選択し、[アクション]、 [転送を有効化] の順に選択します。
2.(Bアカウント)[ Elastic IPs]で[ アクション]、 [転送を承諾] を選択し、転送する Elastic IP アドレスを入力します
※転送を受け入れると、転送される Elastic IP アドレスに関連付けられているタグは Elastic IP アドレスとともに転送されません。受け入れている Elastic IP アドレスの名前タグを定義する場合は、[Nameのキーと指定した値でタグを作成する] を選択します。
3.(Bアカウント)すぐ確認できました。
最後に
以上です。
どなたかの参考になれば幸いです〜。
参考
EC2に関連付けるEIPが課金される場合、1か月に最大いくらの料金が請求されますか?
https://docs.aws.amazon.com/vpc/latest/userguide/vpc-eips.html#transfer-EIPs-intro