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コンテナ起動後のkeycloakの設定や起動ログを確認してみた

keycloak logo


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こんにちは、協栄情報のきおかです。

今回はkeycloakをコンテナで起動した後に設定を確認する方法の一つをご紹介します。

keycloakの紹介は公式ページや他の記事にお任せします。

 

 

前提

keycloakをコンテナで動かしていることが前提です。

私の場合は、Amazon ECSでAWS Faragteを利用しています。

コンテナに接続できるようにしておいてください。ECS Fargateコンテナへの接続はこちらの記事を参考にしてください。

 

 

 

手順

コンテナに接続

コンテナに接続してください。ECS Fargateコンテナへの接続はこちらの記事を参考にしてください。

 

 

kc.shコマンドのパスを通す

kc.shコマンドが使えるか確認

下記コマンドでkc.sh: command not foundが表示されると思います。まずはこれを解決していきます。

$ kc.sh --help

「keycloakの設定を確認する」に進んでください。
 

パス確認

下記コマンドでパスを確認します。

$ echo $PATH

私の場合、下記が出力されました。

/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin

これは:で区切りがあり、現状では以下へのパスが通っている状態です。
/usr/local/sbin
/usr/local/bin
/usr/sbin
/usr/bin
/sbin
/bin

 

kc.shまでのパス確認

コンテナファイルで設定したワーキングディレクトリ.../keycloak下にある.../keycloak/binkc.shがあることを確認します。コンテナの起動ログにもkc.shコマンドの説明が残っていると思いますので、興味がある方は見てみてください。

 

kc.shコマンドのパスを通す

$ export PATH="/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin:/opt/keycloak/bin"

再度下記コマンドを入力し、変更後のパスを確認します。

$ echo $PATH

パスが通っていることが確認できました。

/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin:/opt/keycloak/bin

 

kc.shコマンドの動作確認

helpコマンドで実際に動作することを確認します。ヘルプが表示されたらOKです。

$ kc.sh --help

 

 

keycloakの設定を確認する

下記コマンドを入力すると、現状の設定が表示されます。

$ kc.sh show-config

 

 

keycloakの起動ログを確認する

わざわざこのやり方で確認する必要は全くないですが、小技的な。サーバーが起動するので注意してください。

$ kc.sh start-dev

 

 

 

 

まとめ

コンテナ起動後のkeycloakの設定確認方法の紹介でした。他にも同じことを確認するための方法は色々ありそうなので、より効果的で有用なものを探っていきたいです。

ではまた。

 

 

 

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