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PortQryとは
ポートスキャンを行うMicrosoft が提供するフリーツールです。
PortQry を使用することでファイアウォールのフィルタリング確認やネットワークの導通確認の試験を行えます。
主なパラメータ 説明
-n IPアドレス、またはホスト名を指定
-p tcp、udp、both を指定。※ both とは tcp と udp の両方指定
-e TCPまたはUDPポート番号を指定
使用例
C:\>portqry -n server -p both -e 80
Querying target system called:
server01
Attempting to resolve name to IP address...
Name resolved to 192.168.0.13
TCP port 80 (http service): LISTENING
UDP port 80 (unknown service): NOT LISTENING
ポートの状態の報告
LISTENING:この応答は、プロセスがターゲットポートでリッスンしていることを示します。 PortQryは、ターゲットポートから応答を受信しました。
NOT LISTENING:この応答は、ターゲットポートでリッスンしているプロセスがないことを示します。 PortQryは、ターゲットポートから次のインターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)メッセージのいずれかを受信しました。
目的地に到達できません
ポートに到達できません
FILTERED:この応答は、ターゲットポートがフィルタリングされていることを示します。PortQryは送信先ポートから応答を受信しませんでした。プロセスは、ターゲットポートでリッスンしている場合と、リッスンしていない場合があります。 既定では、PortQryはTCPポートを3回照会してから、フィルター処理された応答が返されます。その後、フィルター処理された応答を返す前にUDPポートに対して1回クエリを実行します。