お疲れ様です。
夏は42℃、冬は-2℃の工場内で働いたことのある宮﨑です。
以前、別記事でAzure portalを使用して仮想マシンを作成しました。この記事を作成してからすでに2ヵ月も経過していることに驚きました…。
Azureで仮想マシン(Windows Server)を作成してみた
今回はPowerShellを使用して仮想マシンを作成してみます。コマンドで作成出来るので、覚えてしまえばもしかしたらAzure portalで作成するよりも楽かもしれません。
作成方法
仮想マシンを作成する
Cloud ShellでPowerShellを起動します。まず仮想マシンを作成するリソースグループを作成します。既存のリソースグループを使用しても良いですが、今回はpowerShellで作成してみます。
new-AzResourceGroup -Name "作成するリソースグループ名" -Location "作成するリージョン"
rg202401という名前のリソースグループを東日本リージョンに作成しました。ここに仮想マシンを作成します。
New-AzVm -ResourceGroupName 仮想マシンを作成するリソースグループ -Name 仮想マシン名 -Location 作成するリージョン -VirtualNetworkName 仮想ネットワーク名 -SubnetName サブネット名 -SecurityGroupName セキュリティグループ名 -PublicIpAddressName パブリックIPアドレス名 -OpenPorts 解放するポート
仮想マシン作成に必要なコマンドを入力します。
任意の名前とパスワードを設定します。
しばらくすると作成が完了します。Azure portalで確認してみましょう。
先ほど作成したリソースグループ、rg202401の中に仮想マシンなどが作成されていることが確認出来ました。
接続も確認出来ました。
余談ですが、今回サイズの設定はしませんでした。その場合デフォルトではD2sのサイズになるみたいですね。
仮想マシンを起動、停止、削除させる
作成した仮想マシンを起動させてみます。
現在停止状態です。
Start-AzVM -ResourceGroupName リソースグループ名 -Name 仮想マシン名
コマンドを入力してから数秒で起動しました。続いて停止してみます。
Stop-AzVM -ResourceGroupName リソースグループ名 -Name 仮想マシン名
約1分ほどで停止しました。最後にせっかくつくった仮想マシンですが削除してみます。仮想マシンを停止した状態にします。
Remove-AzVM -ResourceGroupName リソースグループ名 -Name 仮想マシン名
削除が完了しました。こちらもほんの数秒で完了しました。
まとめ
今回は作成をはじめ起動、停止、削除など簡単な操作のみでしたが、より高度なコマンドも覚えていきます。また、削除の際に他に作成した仮想ネットワークなどは消えなかったため注意します。最後まで読んでいただきありがとうございました。