お疲れ様です。マイケルジョーダンに会いたい宮﨑です。
今回はわたしがAWSの認定資格、AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA)を合格するまでのお話です。
はじめに
この記事はSAAを取得するために今まさしくスタートラインに立った方より、勉強をし始めたがどうしても途中で諦めてしまう、またすでに資格を取得している方向けの記事になっています。
途中で諦めてしまう方は共感していただきながらこういう勉強方法もありますよ、という紹介になります。すでに取得している方は試行錯誤している様子を楽しみながら見ていただければと思います。
AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA)とは
AWSが認定する資格のひとつになります。
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトは、幅広い AWS のサービスにわたる AWS テクノロジーに関する知識とスキルを示します。この認定の焦点は、コストとパフォーマンスが最適化されたソリューションの設計にあり、AWS Well-Architected フレームワークに関する深い理解を示します。この認定は、認定された個人のキャリアプロファイルと収益を向上させ、利害関係者やお客様とのやり取りにおける信頼性と自信を高めます。
AWSより
合格のためにまずは情報収集
資格の合格に向けて大半の人が初めにやることといえば、「情報収集」だと思います。わたしも例に漏れずネットでSAAの合格方法と検索してはヒットしたサイトを何個も見たりしていました。ただ内容は多少違えど、方法としては以下に収束しました。
・参考書を読む
・AWS専用サイトに登録して参考動画を見る
・ハンズオンで知識を定着させる
・問題集を解き必要であればノートにまとめる
ある程度把握できたのでひとつひとつ試してみることにしました。
巷にあふれる勉強方法は、勉強をしてきた人たちが出来る方法
1,参考書を読む
3ページで飽きました。活字が多く無理でした。
2,AWS専用サイトに登録して参考動画を見る
図面を交えた動画のため参考書より多少頑張れましたが、気が付いたらyoutube見てました。
3,ハンズオンで知識を定着させる
知識をインプット出来ていないので定着させる以前の問題です。
上記3点の勉強方法の問題点として、まずその分野に興味が持てるかが根底にあります。
学んでて面白い、すでにAWSの業務に携わっていて更なる知識を定着させたい、みたいな前向きな理由で資格取得を目指す方ならモチベーションが続くのですが、取得すればなにかと便利だから、上司に取れと言われてみたいな漠然とした理由の方はほぼ無理です。そう私みたいに。
それでも中にはそういうモチベーションで取得できる方もいます。それは別に好きではないけど必要だから勉強するという経験をしたことがある、たとえば高校や大学の受験勉強を苦しみながらもした人たちになります。そしてネットに書かれているSAAの合格方法の記事はそういう人たちが書いているものが大半なので、わたしみたいな勉強嫌いな人間には無理な話なのです。
ではどうやってそこから資格を取得したのかですが、ヒントを得たのが次の勉強方法でした。
4,問題集を解き必要であればノートにまとめる
登録したAWS専用サイトに問題集が200問ありました。
まったく興味はないけど問題を覚えれば合格出来るんじゃないか?と考えた私は
200問の問題、解説をすべて書き写しました。結果。まったく身に付きませんでした。
そりゃそうですよね。ただ書き写しただけですので。今まで資格勉強をしたことがない方が結構やりがちなのですが、ただノートに書き写して勉強した気になってしまうこと多いです。いや書いてれば覚えるでしょと思うかもしれませんが覚えません。
ただ膨大な時間が無駄に消費されるのと書ききった達成感が残るだけです。少しも資格合格には向かっていません。
200問すべて書き写した私が言うんだから間違いないです。
1+1=2ではなく2=1+1の勉強方法
この時点でほぼ資格取得を諦めかけていた私(実は200問書き写した後に1度試験うけました、結果は皆様お察しの通り)ですが、一般的に浸透している勉強法が自分に当てはまらないのなら、違う方法を考えだすしかないという結論に至ります。
そしてたどり着いたのが、答え(結論)を見てから問題分を見て、そして参考書や解説動画を見るという通常とは真逆の勉強方法でした。
はたから聞けばやっている中身は一般的な勉強法と変わらないかもしれません。ただこの方法、わたしにとっては絶大な効果をもたらしました。なぜならそういう結論になることをわかっているから。勉強も試験も答えがわからないから苦痛なのであって、その苦痛をはじめからとっぱらってあげれば楽でした。
加えて、1から順番に解いていくのではなく、なんとなくリソース名がかっこいいからなど気になる答えのものから解いていきました。この方法で200問を解きなおし、2回目の本番の試験でもまず問題分を読む前に選択肢を見て、自分の好きなリソース名が使われている問題からとりかかったところ、合格することが出来ました。
最後に
はっきり言ってこの勉強方法ですが、やり方としては逃げの一手です。わからない答えを導き出すのが勉強であって、それを放棄しているわけですので。
ただ勉強方法に答えはありません。今行っているSAAの勉強方法が苦痛なのであれば、それはあなたにとって適した勉強方法ではない可能性があります。やり方を変えてみるのも一つの方法かもしれません。結果的に現在私はAWSに興味を持てているので。
記事の尻すぼみ感が否めないですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が誰かの助けになれば幸いです。