【令和8年最新版】AWS-CLFを再受験して合格

Amazon Web Services(AWS)の認定資格は、IT系資格の中でも特に知名度が高く、人気のある資格ですよね。

 

今回、わたしは「AWS Certified Cloud Practitioner(CLF)」を4年ぶりに再受験しました。

 

現在はAWSの設計・構築に加え、運用でも日常的にAWSへ触れています。そのため、正直なところ受験前は「AWS-CLFは基礎的な知識を問う試験だし、いまの自分なら勉強しなくても問題なく受かるだろう」と少し甘く見ていました。

 

結果として試験には合格できました。

 

ただし、スコアは 800

 

決して胸を張れる点数ではなく、「現役でAWSに触っているエンジニアとしては反省が残る結果だった」と感じています。

 

AWSを実務で使っていると、どうしても自分の担当領域には詳しくなります。一方で、認定試験では日常業務であまり触れないサービスや、体系的に整理して覚えていない知識も問われます。そのズレを、今回の受験であらためて実感しました。

 

この記事では、わたしと同じように、
 

  • すでにAWSを実務で使っている
  • 以前CLFを取ったことがある、あるいは基礎資格だからと油断している
  • 「ノー勉でもいけるのでは」と思っている

 

という方に向けて、AWS-CLFを再受験する際の注意点をまとめます。

 

 

AWS-CLFについて

■AWS Certified Cloud Practitioner(CLF)とは?

「AWS Certified Cloud Practitioner(CLF)」は、AWS認定資格の中でもクラウドやAWSの基礎知識を広く問う入門資格です。

 

主に次のような内容が出題されます。

 

  • AWSの代表的なサービスの概要
  • クラウドの基本概念
  • AWSの料金・請求モデル
  • セキュリティや責任共有モデル
  • Well-Architected Framework や AWS CAF などの基本的な考え方

 

入門資格とはいえ、単にサービス名を知っているだけでは解けない問題もあります。

 

そのため、実務経験がある人でも「普段触っている範囲だけの知識」で受けると、思ったより点が伸びないことかもしれません。

 

 

わたしの勉強方法を紹介

■使用教材

わたしが今回のAWS-CLF受験で使用した教材は、

 

ありません。

 

 

■学習期間・時間

学習時間は、

 

0時間です。

 

 

つまり、完全にノー勉で受験しました。

 

ここまで読んでくれた方ならわかる通り、これはおすすめしません。

 

「実務でAWSを触っているから大丈夫だろう」という考えは、ある意味では正しく、ある意味では危険でした。

 

たしかに合格はできます。

 

ただし、“しっかり理解して合格する”のと“なんとか合格する”のではまったく違うと感じました。

 

 

受験して感じたこと

AWS-CLFには合格しましたが、結果としてはかなりギリギリ寄りでした。

 

普段AWSを利用しているからといって、簡単に高得点を取れる試験ではありません。むしろ実務経験者ほど、「知っているつもり」で受けてしまい、細かい知識や体系的な理解が抜けていることに気づきにくいのではないかと思います。

 

わたし自身、今回の受験を通して“実務経験があること”と“認定試験で安定して点を取れること”は別物だとあらためて感じました。

 

ここでは、AWSの実務経験がある方が再受験する際に注意したい点を3つ挙げます。

 

 

実務経験者がAWS-CLF再受験で注意したいこと

1. 基本事項がうろ覚えになっている

実務でAWSを使っていると、よく使うサービスには詳しくなります。

 

しかしその一方で、「基礎中の基礎」をきちんと説明できるかというと、意外と曖昧になっていることがあります。

 

たとえば、今回あらためて感じたのは、次のような基本サービスや概念です。
 

  • EC2
  • VPC
  • IAM
  • S3
  • Security Group
  • Network ACL
  • AWS Well-Architected Framework の柱

 

どれも業務で利用もしくは見聞きするサービスですが、

 

“試験問題として問われたときに迷わず選ぶ”

 

となると、うろ覚えになっている部分がありました。

 

また、セキュリティ関連のサービスも出題されました。
たとえば以下のようなサービスです。
 

  • Amazon Inspector
  • AWS Security Hub
  • Amazon GuardDuty

 

日常業務で直接使っていないと、「名前は知っているけど役割の違いを説明できない」という状態になりがちです。

 

そのため、再受験する場合でも、少なくとも主要サービスについてはAWS公式ドキュメントの“What is ~”を一通り読み直しておくのがおすすめです。

 

模擬試験を1回解くだけでも、自分の記憶がどれだけ曖昧になっているか確認できます。

 

 

2. 新しいサービスやアップデートに追いつけていない

今回受験して感じたのは、自分が初回受験した頃にはあまり意識していなかった新しめのサービスや概念も普通に問われるということです。

 

体感としては、問題の一部に「比較的新しいサービス」や「最近のAWSの考え方」に関する内容が含まれていました。

 

わたし自身、試験中に
 
「名前は聞いたことがある」
「でも、何をするサービスかは曖昧」

 

というものがいくつかありました。

 

実務では、自分の担当しているシステムや業務に関係するサービスしか追わないことも多いです。

 

そのため、認定試験のように広く浅く問われる形式だと、知識の抜けが目立ちます。

 

特にAWSはアップデートのスピードが速いため、昔一度CLFに合格していても、そのときの知識だけでは心もとないと感じました。

 

再受験前には、最低限でも次のような情報をざっと確認しておくと安心です。
 

  • AWS公式の試験ガイド
  • AWS公式のサンプル問題
  • AWS公式ドキュメントの主要サービス概要
  • AWS What’s Newの主要トピック

 

全部を深く追う必要はありませんが、「最近よく見かけるサービス名」と「そのサービスが何をするものか」くらいは押さえておいたほうが良いです。

 

 

3. AWS クラウド導入フレームワーク(AWS CAF)を軽視しがち

今回、個人的に意外だったのがAWS クラウド導入フレームワーク(AWS CAF)に関する出題です。

 

わたしはAWS CAFに対して、「クラウド導入を進めるための考え方・整理のフレームワーク」くらいのふんわりした理解しかありませんでした。

 

しかし実際には、想像以上に存在感がありました。

 

体感では、基本問題のような形で複数回目にした印象があります。

 

実務では、サービス設計や運用業務に直接関わる知識を優先して学ぶことが多いため、こうしたフレームワーク系の知識は後回しになりがちです。

 

ですが、CLFは単なるサービス暗記試験ではなく、AWSが提唱する考え方やクラウド導入の全体像も問う試験です。

 

そのため、AWS CAFについては
 

  • 何のためのフレームワークなのか
  • どのような観点でクラウド導入を支援するのか
  • どんな能力領域があるのか

 
といった基本レベルだけでも、一通り目を通しておくべきだと感じました。

 

 

ノー勉受験をおすすめしない理由

今回のわたしの結論は明確です。
AWSの実務経験があっても、AWS-CLFをノー勉で受けるのはおすすめしません。

 

理由は3つあります。
 

  1. 実務知識と試験知識は一致しない
  2. 基礎知識ほど、わかったつもりになりやすい
  3. 最近のサービスやフレームワークの知識不足が点数に直結する

 

特に再受験だと、「一度取った資格だから大丈夫」という気持ちになりやすいです。

 

わたし自身がまさにそうでした。

 

しかし実際には、軽く見て受けると想像以上に危ないです。

 

少なくとも、試験前に数時間だけでも確認しておけば、もっと余裕を持って受験できたと思います。

 

 

再受験するなら最低限やっておきたいこと

もしAWS経験者がAWS-CLFを再受験するなら、個人的には次の3つだけでもやっておくことをおすすめします。

 

■1. 主要サービスの “What is ~” を読み直す

EC2、S3、VPC、IAM、Security Group、Network ACL など、基本サービスの役割を整理し直すだけでも効果があります。

 

■2. セキュリティ系サービスをざっと確認する

Inspector、Security Hub、GuardDuty などは、役割の違いを説明できる状態にしておきたいです。

 

■3. AWS CAF と Well-Architected Framework を見直す

実務では後回しになりがちな分野ですが、試験対策としては見逃せません。

 

 

まとめ

4年ぶりにAWS-CLFを再受験して感じたのは、入門資格だからといって油断してはいけないということです。

 

わたしはAWSの設計・構築・運用に日常的に関わっているため、正直ノー勉でも余裕だろうと思っていました。
しかし、結果は合格こそしたものの、スコアは800。現役のAWSエンジニアとしては反省の残る結果でした。

 

AWS-CLFは基礎資格ですが、だからこそ
“基礎をきちんと理解しているか”
“AWS全体を広く見られているか”
が問われます。

 

これから受験する方、特に実務経験がある方ほど、「経験があるから大丈夫」と油断せず、最低限の見直しをしてから受験することをおすすめします。

 

実務経験があることと、試験で高得点を取れることは別です。

 

今回の受験は、そのことをあらためて実感する機会になりました。

 

 

参考サイトリンク:認定

 

↓ほかの協栄情報メンバーのAWS認定関する記事を公開しています。ぜひ参考にしてみてください。

 

AWS認定試験を自宅受験してみた:玄関で受けた一夜の記録(石川)

 
AWS SAP 合格体験記(SAP-C02)(mizuki.j)

 
AWS DEA試験((DEA-C01)を受験して感じたことをまとめます(saikai)

 

 

Last modified: 2026-04-19

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