こんにちは、西海です。
2025年1月にAWS DEA試験((DEA-C01)を受験し合格できたので、試験の雰囲気や勉強方法についてまとめます。
DEA試験とは
DEA試験とは、2024年に新たに追加された試験です。
公式HPおよび試験ガイドには、次の受験対象者について以下の能力があることを検証するとあります。
●受験対象者
データエンジニアリングまたはデータアーキテクチャの分野における 2~3 年程度の経験と、AWS サービスに関する少なくとも 1~2 年の実践経験を積んでいることが望ましいです。
●検証される能力
AWS Certified Data Engineer – Associate (DEA-C01) 試験では、受験者がデータパイプラインを実装し、ベストプラクティスに従ってコストとパフォーマンスの問題をモニタリング、トラブルシューティング、最適化する能力を検証します。
また、次のタスクについての能力も検証します。
・プログラミングの概念を適用しながら、データを取り込んで変換し、データパイプラインをオーケストレーションする。
・最適なデータストアの選択、データモデルの設計、データスキーマのカタログ化、データライフサイクルの管理を行う。
・データパイプラインの運用、保守、モニタリングを行う。データを分析し、データ品質を確保する。
・適切な認証、認可、データ暗号化、プライバシー、ガバナンスを実装する。ログ記録を有効にする。
公式HPにも、熟練した専門家が少ないため、これは需要の高い職種となっていると書かれているため、データベースエンジニアとしてのキャリアを積む最初の1歩として取得を目指す方も多いかと思います。
私の勉強方法と教材
次に、実際の勉強方法と利用した教材について共有します。
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CloudTechの問題集を活用
私がAWS資格試験を勉強する際は、必ずCloudTeckにお世話になっています。
DEA試験はまだ新しい試験のため、CloudTeckの練習問題も80問と他の試験の練習問題よりもかなり少なくなっています。
しかし、試験の要点はかなり盛り込まれている、この80問が問題なく解けるなら不安になる必要はないと感じます。 -
勉強期間
勉強に費やした期間は約2ヶ月でした。
データエンジニアリングや関連するAWSサービスについて、まったく知識がなかったため既に関連する知識や経験を持っている方であれば、正直1か月も勉強すれば合格できると思います。 -
勉強方法
前回SAP試験に合格した際と同じく、とにかくCloudTeckの練習問題を解きまくり、問題の勘所や要点を覚えることを心掛けてました。
以下はSAP合格した際の記事からの引用となります。①CloudTeck練習問題を1週する。その際、分からない問題はすぐに解説を見る。
②問題や解説の中で知らない単語などがあったらその都度調べる。
③練習問題に戻り、2~3週する。
④2回以上間違えた問題を復習する。1週目は解けない問題の方が多いので、無理に解こうとはせず問題と答えを理解するつもりで進めました。
その際、知らない単語やサービスについては控えておき、時間のあるときに調べて概要を把握しておきます。
ある程度調べものが完了したら練習問題を周回します。その際、フラグ機能を使って2回以上間違えた問題を控えておき、隙間時間で解説を確認します。私の場合ですが、試験までに正答率が8割を超えることを目標にして勉強するモチベーションを保っていました。
実際の試験の雰囲気と感想
こちらも前回SAP試験を受験した際の注意とほぼ同じです。
ただ、時間配分についてはSAPより余裕があるため、落ち着いて問題を解きましょう。
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試験会場へは余裕を持って行こう
予約時間を過ぎてしまうと、最悪の場合受験できなくなる可能性があります。
余裕を持って到着しておくことで、試験前の最終確認や気持ちを切り替えて試験に臨むことができます。 -
時間配分に気を付けよう
他のアソシエイト試験と同じく試験時間130分、問題数65問のため、1問あたり2分程度使えます。
とはいえ、それでは見直しができないのでやはり分からない問題にはフラグを付けて後にまわし、解ける問題を先に片付けてしまいましょう。
まとめ
まったく未知の分野についての試験でしたが、試験勉強していく中で関連する用語やサービスについて学ぶことができました。
現時点では業務で使用する機会はなさそうですが、今後どこかで必要になるかもしれないので引き続き他の資格についても挑戦していきます。
また、受験後に知ったのですが下記書籍がこの試験の分野についてまとまっており、私同様「データレイクってなに?」な人でも最初に読んでおくと用語やサービスについて素早く理解できるのでおススメです。
・AWSではじめるデータレイク: クラウドによる統合型データリポジトリ構築入門