こんにちは、西海です。
先日、AWS Certified Security – Specialty (SCS-C02) 試験に合格したので、私の勉強法を共有します。この試験はAWSのセキュリティに関する専門知識を問うもので、難易度が高い試験となります。
試験の概要などについては、公式の試験ガイドをご確認ください。
使用教材
使用した教材は以下となります。
1.Cloudteck
Cloudteckは、YouTube等でAWS講座を配信されている、「くろかわこうへい」さん主催のAWS学習プラットフォームです。全12種のAWS資格試験対策問題やAWSサービスのハンズオン学習教材等が豊富に展開されています。
各試験毎の練習問題も豊富にあるため、AWS資格の勉強をする際は必ずこのサービスを使用しています。
SCS試験の練習問題は400問近くあるので、試験問題の傾向やよく出題されるサービスについてかなり網羅されていると思います。
2.AWS Blackbelt
AWS Blackbeltは、Amazon Web Services (AWS) が提供する専門的なトレーニングセッションおよびウェビナーシリーズです。AWSの公式YouTubeチャンネルに録画されたセッションがアップロードされており、各サービスなどについてAWSのエキスパートやソリューションアーキテクトが解説してくれます。
今回使用したセッションは以下になります。
・AWS Key Management Service Part.1 基礎編【AWS Black Belt】
・AWS Key Management Service Part.2 発展編【AWS Black Belt】
・【AWS Black Belt Online Seminar】AWSアカウント シングルサインオンの設計と運用
上記以外ではAWS SkillbuilderのSCSコースや各ブログ記事なども使用しましたが、あまり活用できなかったので今回は省略します。
勉強方法
私の勉強方法は以下の通りです。
①Cloudteckの練習問題を1週
②頻出サービスなどについてBlackbeltで学習
③Cloudteckで練習問題を2週
基本的にはCloudteckで練習問題をこなしつつ、頻出するサービスや理解が足りない技術などについて、Blackbeltや各ブログで確認するようにしていました。
特にAWS KMSについてはかなりの割合で問題に関わってくるので、基本はしっかり把握しておいた方がいいです。
試験の感想
問題数が65問、試験時間が170分とアソシエイト試験より余裕がありそうですが、問題の内容が難しいため時間配分を間違えると全問回答することも難しいと感じました。
分からない問題はフラグを立て後回しにし、分かる問題を先に片づけて分からない問題のために時間を残す方がいいと思います。
問われる内容については、暗号化・復号化、認証方法、DDosやマルウェアからの防御方法などが多かったです。そのためAWS KMS、IDフェデレーション・SSO(シングルサインオン)技術、AWS WAFやAWS Shield、CloudTrail、GuardDuty、Inspectorあたりのサービスの把握は必須だと感じました。
最後に
アソシエイト資格の次ステップとしてSCSとSAPどちらを受けるか悩んでいましたが、結果としてSCSを選んでよかったなと思います。
SCSの問題数は65問でSAPよりも10問少ないですが、時間に余裕はあまりなかったのでSAPだったら全問回答ができなかったかもしれません。
次回はSAP受験予定ですので、その際はより時間配分に気を付けたいです。
あと、時間があれば公式の模擬問題やハンズオンも実施すればもっとよかったかなぁと思うので余裕のあるかたはやっておくといいかなと思います。
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