こんにちは、石川です。
今回は、Amazon WorkSpacesのカスタムバンドルにOfficeやVisual Studio Professionalを含めて展開できるのかを整理します。
はじめに
WorkSpacesを標準化して展開する際、マスターWorkSpacesに必要なアプリケーションを入れた状態でカスタムバンドルを作成したい場面は多いと思います。
そのとき気になるのが、ライセンスの問題などでOfficeやVisual Studio Professionalを含めても問題ないのかという点です。
想定する構成
今回の前提は以下の構成です。
- マスターWorkSpacesにAWS提供のWindowsイメージを使用
- AWS提供のOfficeをインストール
- AWS提供のVisual Studio Professionalをインストール
- その状態でカスタムバンドルを作成
- 作成したバンドルから複数のWorkSpacesを展開
結論
この構成では、AWS提供のOfficeおよびVisual Studio Professionalを含んだ状態でカスタムバンドルを作成し、新規WorkSpacesを展開することは可能です。
また、新しく展開されたWorkSpacesでも、アプリケーションは関連付けられた状態となるため、ライセンス認証の観点でも特に問題ない整理になります。
ポイントは「アプリケーションの管理」で導入していること
ここで重要なのは、対象のアプリケーションをWorkSpacesの「アプリケーションの管理」機能を通じてインストールしていることです。
この方法でインストールまたはアンインストールされたアプリケーションについては、その状態を含んだWorkSpacesのカスタムイメージやカスタムバンドルを作成可能とされています。
つまり、単に手動でソフトウェアを入れているというよりも、WorkSpacesの管理機能として追加したアプリケーションを含めて標準化できる点がポイントです。
展開後のWorkSpacesはどうなるか
カスタムバンドルから新規WorkSpacesを作成した場合も、OfficeやVisual Studio Professionalは関連付け済みの状態で展開されます。
そのため、展開後に毎回ライセンスの扱いを個別に心配するというより、元の構成を引き継いだ状態で利用できると考えると分かりやすいです。
運用上の見方
この仕組みを使うことで、開発端末や業務端末の初期セットアップをかなり標準化しやすくなります。
たとえば、
- Officeを含んだ標準業務端末を作る
- Visual Studio Professionalを含んだ開発用端末を作る
- 初期構成をそろえたWorkSpacesを複数ユーザーへ展開する
といった運用がしやすくなります。
特に、毎回手動でアプリケーションを追加する運用に比べると、展開作業のばらつきを減らしやすいのが大きなメリットです。
まとめ
WorkSpacesで、AWS提供のWindowsイメージをもとにOfficeやVisual Studio Professionalを導入し、その状態でカスタムバンドルを作成して展開する構成は、問題なく実施可能です。
今回のポイントをまとめると、次の通りです。
AWS提供のOfficeとVisual Studio Professionalを含めたカスタムバンドルは作成可能
新規展開されたWorkSpacesでも、アプリケーションは関連付けられた状態になる
ライセンス認証の観点でも特に問題ない
前提として、WorkSpacesのアプリケーションの管理機能を通じて導入していることが重要
最後に
WorkSpacesを標準化するうえで、OfficeやVisual Studioを含めたバンドルを作成できるかは気になるポイントだと思います。
この点を押さえておくことで、初期セットアップの工数を減らしつつ、構成をそろえた環境を展開しやすくなります。
参考頂ければ幸いです。

