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背景
以前、Windows Server2016で構築したことがありますが、今回はWindows Server2019でWSUSサーバの構築が必要でEC2を使って、WSUSサーバの構築手順を残したいと思います。
前提条件
・検証用EC2(AMI名:Windows_Server-2019-Japanese-Full-Base-2023.03.15)が構築済みであること
・WSUS機能がインストール済みであること(下記のリンクを参照)
Windows Server2019 WSUSインストール手順
・WSUS機能が設定済みであること(下記のリンクを参照)
Windows Server2019 WSUS設定手順1(WSUS機能設定)
手順
ドメインサーバから、ポリシーを設定して、クライアントに適用するのが一般的ですが、今回、検証のためローカルグループポリシーを使います。
ドメインサーバポリシーの手順を下記のリンクを参照
https://infrastr.com/2021/01/16/post-358/
1.ローカル グループポリシーの設定
「ファイル名を指定して実行」より、「gpedit.msc」を入力し「OK」を選択します。
「管理用テンプレート」-「Windowsコンポーネント」-「Windows Update」を選択します。
以下の表に、今回適用したポリシーを記載します。
設置後、下記のように表示されます。
設置したら、コンピューターを再起動します。
2.ポリシーの適用確認
レジストリの確認
gpresultの確認
3.WSUSサーバにクライアントPCが登録されていることを確認
クライアントPCで更新常態を報告します。
WSUSサーバより、「Windows Server Update Services」を起動し、ポリシーで指定したコンピュータグループを選択後、「状態」を「任意」に変更し、「最新の状態に更新」を選択します。
WSUSで管理する、クライアントPCが表示されることを確認します。
4.クライアントPCの通知確認
5.クライアントPCのイベントログ確認
6.クライアントPCの状態確認
更新プログラムがインストールされ,、最新の状態であることを確認します。
以上で、WSUSのWSUS設定手順3は完了になります。