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RedHatのKnowledgebaseを簡単に見る方法

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この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので十分ご注意ください。

みなさんもエラーログの調査のために、さまざまなドキュメントを参考にするかと思います。

 

中には限定公開のドキュメントもありますよね。

 

わたしは以前、"sssd: tkey query failed: GSSAPI error: Major = Unspecified GSS failure. Minor code may provide more information, Minor = Server not found in Kerberos database."というエラーを調査しているときに、RedHatのKnowledgebaseに行きつきました。

 

しかし、Knowledgebaseはサブスクライバー限定で参照できなかったのです。

 

今回の記事では、RedHatのKnowledgebaseを簡単に見る方法を紹介します。

 

 

RedHatのKnowledgebaseを見る方法

Knowledgebaseはサブスクライバー限定ですので、普通に見ようとすると、

 

 

"SUBSCRIBER EXCLUSIVE CONTENT"と書かれていて、解決策を見ることができませんでした。

 

しかし、AWSを利用している人なら簡単に見ることができます。

 

 

■Knowledgebaseを見る方法

さきに答えを言うと、"AWSでREHLのAMIを利用してインスタンスを起動し、AWS Systems ManagerからRedHatのKnowledgebaseへアクセスする"です。

 

それでは方法を説明します。

 

 

↓RHELのAMIを選択して、[インスタンスを起動]を押します。※IAMロールで[AmazonSSMManagedInstanceCore]ポリシーをアタッチします。

 

 

↓AWSが提供するRHELにはデフォルトではAWS Systems Managerエージェント(SSM Agent)がプリインストールされていません。SSM Agentがインストールされていないと、AWS Systems Managerのフリートマネージャーが利用できません。SSH接続して、インストールしましょう。

 

以下のコマンドでインストールできます。

sudo dnf install -y https://s3.amazonaws.com/ec2-downloads-windows/SSMAgent/latest/linux_amd64/amazon-ssm-agent.rpm

 

 

↓インストールが完了したら、実行されているか確認しましょう。

sudo systemctl status amazon-ssm-agent

 

 

↓[AWS Systems Manager]のコンソール画面で左のナビゲーションペインから[フリートマネージャー]をクリックします。

 

 

インスタンスが確認できますね。

 

↓[アカウント管理]から[RedHatのKnowledgebaseへアクセスする]をクリックします。

 

 

↓サブスクライバー限定だったコンテンツが見られるようになっています。

 

 

 

以上です。

 

 

まとめ:RedHatのKnowledgebaseを見る方法

エラーログの調査は時間がかかり大変ですよね。少しでも早くエラーを解消するためにも、情報は簡単に手に入れたいかと思います。

 

RedHatのKnowledgebaseには貴重な情報がたくさんありますので、ぜひ見てみてください。

 

 

参考リンク:RedHat,AWS公式ドキュメント

 

 

↓ほかの協栄情報メンバーもRHELに関する記事を公開しています。ぜひ参考にしてみてください。

 

■AWSで特定Red Hat Enterprise Linux (RHEL) の AMIを探す方法(dapeng)
https://cloud5.jp/rhel-ami/

 

■Linux環境(RHEL)にPython3.8をすばやくインストールする(lujian)
https://cloud5.jp/linux-python3-install/

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