2026年5月23日に、AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA-C03)を受験し、なんとか合格することができました。
結果は824点でした。

合格ラインが720点なので、余裕があった……と言いたいところですが、正直な感想としては「思っていたより解けたけど、反省も残る受験」でした。
先日、AWS-CLFを再受験したときに「実務経験があってもノー勉はよくない」と反省したばかりでした。しかし今回のSAAでも、その反省を十分に活かせたとは言えません。
今回の記事では、過去のSAAを取得しており、更新もしくは再取得する方を対象に、最新のAWS-SAAを受験してみた感想を紹介します。
勉強方法
今回、試験対策としてやったことは、試験1週間前にCloudTechの問題を100問程度解いたくらいです。
本当はもっと早くから対策する予定でした。
ただ、仕事や日々のタスクに追われているうちに、気づいたら試験日が近づいていました。
前回のCLF受験で、
"実務経験があることと、試験で安定して点を取れることは別"
と感じたはずなのですが、今回も結局ギリギリになってからの対策になってしまいました。
この点はかなり反省しています。
SAAはCLFより実務に近いと感じた
実際に受験してみて感じたのは、"SAAはCLFよりも実務に直結する問題が多い"ということです。
CLFはAWS全体の概要や料金、責任共有モデル、CAF、Well-Architected Frameworkなど、広く浅く問われる印象でした。
一方でSAAは、
- 可用性を高める構成
- VPCやサブネット設計
- EC2、ALB、Auto Scaling
- S3の使い分け
- RDSやAuroraの構成
- セキュリティグループやIAM
- 障害に強いアーキテクチャ
といった、実際にAWS環境を設計・構築・運用している人にとってはイメージしやすい内容が多かったです。
私は普段からAWSの設計・構築・運用に関わっているため、問題文を読んだときに、
「この構成ならこのサービスを使うだろう」
「この要件ならこっちの選択肢のほうが自然だろう」
と判断できる問題が意外とありました。
そのため、CLFよりもSAAのほうが難しい試験ではあるものの、個人的には実務経験が活きやすい試験だと感じました。
逆に、まじでわからなかった分野
一方で、苦手な分野もはっきりしていました。
それは、AWSアカウント全体を管理する立場で使うサービスや機能です。
たとえば、
- AWS Organizations
- AWS Control Tower
- AWS Budgets
- AWS Cost Explorer
- 請求・コスト管理まわり
このあたりは、正直かなり苦手でした。
私は客先常駐のインフラエンジニアとして働いています。
そのため、自分がAWSアカウント全体を管理する立場になることはあまりありません。
現場では、AWSアカウントの払い出しやOrganizations配下の管理、コスト管理、請求まわりなどは、プロパー社員の専門部署が担当していることが多いです。
そのため、業務でAWSを触っているとはいえ、触る領域には偏りがあります。
EC2、VPC、S3、RDS、IAMなどは日常的に見る機会があります。
しかし、OrganizationsやControl Tower、コスト管理系のサービスは、名前は知っていても実際に自分で設計・運用する機会が少ないです。
今回の受験では、その弱点がかなり出たと感じました。
実務経験者でも油断はできない
SAAは実務に近い問題が多いとはいえ、実務経験だけで完璧に対応できる試験ではありません。
特に、普段の業務で触らない領域は普通に抜けます。
実務では、自分の担当しているシステムや役割に必要なサービスを深く理解していきます。
一方で、認定試験ではAWS全体を広く問われます。
そのため、
業務でAWSを使っているから大丈夫
と思っていると、意外なところで迷います。
私自身、設計・構築・運用に関わっているので、SAAはある程度いけるだろうと思っていました。
実際、解ける問題も多かったです。
ただし、体系的に学習していない分野では、選択肢をかなり迷いました。
これからSAAを受ける人におすすめしたいこと
今回の反省を踏まえると、これからSAAを受ける方には、最低限以下はやっておくとよいと思います。
1. 問題演習は早めに始める
1週間前に100問だけだと、かなり心もとないです。
問題を解くことで、自分がどの分野に弱いのかが見えてきます。
特にSAAは問題文が長く、要件を読み取る力も必要です。
そのため、単にサービス名を覚えるだけではなく、問題演習を通して「どの要件ならどのサービスを選ぶのか」を慣らしておくことが大事だと感じました。
2. 普段触らないAWS管理系サービスを見直す
実務経験者ほど、自分の担当領域に知識が偏りがちです。
私の場合は、Organizations、Control Tower、Budgets、Cost Explorerなどが弱点でした。
普段触らないサービスほど、試験前に一度整理しておくべきです。
3. 実務で使うサービスも試験目線で整理する
EC2、VPC、S3、RDS、ALB、Auto Scaling、IAMなどは、実務で使っていても、試験では少し違う角度で問われます。
"なんとなく使える"ではなく、
- どの要件で使うのか
- 似たサービスとの違いは何か
- 高可用性にするにはどう構成するか
- コスト最適化するにはどうするか
という観点で整理しておくと、かなり解きやすくなると思います。
まとめ
今回は、AWS-SAAを受験してなんとか合格することができました。
CLFの反省を活かせず、今回も直前の対策になってしまった点は反省しています。
ただ、SAAはCLFよりも実務に直結する問題が多く、AWSの設計・構築・運用に関わっている経験はかなり活きたと感じました。
一方で、Organizations、Control Tower、Budgets、Cost Explorerなど、AWSアカウント全体を管理する立場で使うサービスはかなり苦手でした。
客先常駐で働いていると、AWSを触っていても担当する領域は限られます。
そのため、実務経験者であっても、試験範囲全体を一度整理することは大切だと感じました。
SAAは、AWSエンジニアとしての実務力を確認するうえでも、とても良い試験だと思います。
これから受験する方は、私のように直前で焦らないよう、早めに問題演習を始めることをおすすめします。
参考サイトリンク:認定
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