AWS Certificate Manager (ACM)でTLS証明書を取得する

はじめに

こんにちは。
SSL/TLS通信を利用したハンズオンや検証を行うために、今回はACMを使ってパブリックのTLS証明書を取得したいと思います。ちなみに、パブリック証明書の取得・管理は無料です!
では、早速進めていきましょう!

前提条件

ドメインを事前に取得する必要があります。
まだの人は下記記事でRoute53からドメインの取得をする方法を説明しています。とても簡単なのでよければ参考にしてください。
※AWSから新規ドメインを取得する場合料金が発生します。ご注意ください。

https://cloud5.jp/get-domain-name-via-route53/

証明書取得

証明書リクエスト

  1. Certificate Managerを開き、"証明書をリクエスト"をクリックします。

  2. “パブリック証明書をリクエスト”にチェックして”次へ”をクリックします

  3. リクエストの詳細設定
    ① 管理しているドメイン名を入力します。(e.g., hogehoge.com)
    ② ”この証明書に別の名前を追加”を押してワイルドカードでサブドメインにも証明書をリクエストすることができます。(e.g., *.hogehoge.com)
    今回は追加します。
    ③ DNS検証にチェックがついていることも確認します。その他については今回デフォルトのまま"リクエスト"をクリックします

DNS検証

  1. リクエスト後の画面ではステータスが”保留中の検証”となっています。
    右上の”証明書を表示”をクリックします。

  2. “Route53でレコードを作成”をクリックします。これによりDNS検証用のCNAMEレコードが作成されます。

  3. 最初にリクエストした対象のドメインのCNAMEレコードが表示されていることを確認して“レコードを作成”をクリックします。

  4. DNSレコードが正常に作成されましたと表示されます。さらに数分経つと、ステータスが”発行済み”に変わります。

以上でTLS証明書の取得が完了しました。
victory!!

おわりに

今回の記事ではACMでTLS証明書を取得しました。いかがだったでしょうか。取得自体は簡単でしたが、これでSSL/TLS通信ができるようになり、ハンズオンや検証の幅が広がりますね。

ではまたお会いしましょう!

Last modified: 2023-11-15

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